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酒粕のカロリーや糖質は?栄養豊富な粕汁の効果や酒粕を上手にダイエットに取り入れる方法と注意点

2019.2.1

ダイエットや健康に効果的ということで話題の酒粕ですが、お米が原料ならカロリーは高いのでは?と思われる方もいることでしょう。気になる酒粕のカロリーと、酒粕の持つダイエット効果について徹底解説します。

酒粕のカロリーや糖質は?

お米が原料の酒粕は、カロリーや糖質が高いのでしょうか?気になる酒粕のカロリーと糖質について見ていきましょう。

酒粕のカロリー

酒粕100gあたりのカロリーは約227kcalです。白米100gあたりのカロリーは約168kcalなので、それに比べると酒粕のカロリーは高いと感じられることでしょう。ただ、粕汁や甘酒などのレシピに使われる酒粕は1杯あたり30~50gほどですので、粕汁や甘酒として摂取した場合の酒粕のカロリーはそこまで高くありません。しかし甘酒には砂糖が含まれているので、その分カロリーは上乗せされるのでその点は注意しましょう。

酒粕の糖質

酒粕は100gあたり約18.5gの糖質を含んでいます。一見糖質は高そうに見えますが、こちらも粕汁や甘酒などで酒粕を100g摂取することはないので、糖質を過剰摂取にはならないでしょう。ただし病気の治療やダイエットなどで糖質を厳格にコントロールされている方は、摂取量に注意が必要です。

そもそも酒粕とは

酒粕は日本酒を作るときにできるもの、ということはご存知の方もいるでしょう。では酒粕とは一体何なのか、日本酒の製造工程からご説明します。

日本酒を作る工程を知ろう

日本酒の原材料は米、米麹、水です。酒粕の原料もほとんど同じと考えてよいでしょう。まず米を麹菌によって糖へと変換し、ここに酵母を加えて発酵させるとアルコールを生成します。このままではどろどろの半固体の状態なので、ろ過して個体と液体を分離します。ろ過後の液体が日本酒、個体が酒粕というわけです。

甘酒はどうやってできる?

甘酒の製造方法によって、日本酒を作る過程でできる酒粕が原料のものと、米と麹から別の方法で作られるものがあります。酒粕が原料の甘酒は、これをお湯に溶かして砂糖を加えて飲みやすくしたものです。

酒粕の持つダイエット効果

酒粕にはダイエットにうれしい効果がたくさんあります。ここでは酒粕の持つダイエット効果について解説します。

脂肪の吸収を抑える

酒粕には「レジスタントプロテイン」というタンパク質が含まれています。これはタンパク質でありながら、食物繊維のような働きを持つことで注目されています。食物繊維は体内で消化・吸収されないので、不要物を吸着して除去したり、腸の運動を活発にしたりする作用があります。レジスタントプロテインはこの食物繊維と似たような働きをしてくれるのです。さらに食物繊維より優れている点が、食物繊維ではできない「油分を吸着させる力」があるということ。油分を吸着して体外に除去する作用があるので、脂肪の吸収を抑えて太りにくい体を作ってくれるのです。

基礎代謝を上げる

酒粕には食物繊維が豊富なので、腸の運動が活発になることで便秘を解消する効果があります。便通がよくなるとたまっていた老廃物が除去されるので、基礎代謝が上がります。また酒粕に含まれるビタミンB6や葉酸といった栄養素も、体内の酵素の働きを活性化して代謝を促進させる効果が期待できるので、痩せやすい体作りをサポートしてくれます。

酒粕を上手にダイエットに取り入れる方法と注意点

カロリーも高くなく、栄養満点な酒粕をダイエットに上手に取り入れる方法とその注意点について紹介します。

粕汁は栄養豊富なので1食置き換えダイエットにも最適

酒粕には栄養が豊富なので、1食を粕汁に置き換えるダイエット方法もよいでしょう。温かい粕汁を飲むことで血流もよくなるので代謝が促進され、ダイエットや冷えの解消にも効果的です。

甘酒に豆乳をプラスするのもおすすめ

ダイエット中でも甘いものが飲みたい場合は、甘酒を飲むのもよい方法です。「甘酒の味が苦手」「毎日甘酒を飲んでいると飽きてしまいそう」という方は、甘酒を豆乳で割った甘酒豆乳はいかがでしょうか。豆乳に含まれる大豆イソフラボンにもダイエット効果があるので、相乗効果が期待できます。

甘酒はカロリーに注意

甘酒に使う酒粕の量は1杯あたり30gほどですので、酒粕自体の摂取カロリーは約83kcalですが、これに砂糖のカロリーが追加されるので注意しましょう。甘酒1杯に大さじ1杯の砂糖を加えると、カロリーは35kcal上乗せされます。砂糖を加えた甘酒のカロリーは約118kcalですのでそこまで高カロリーというわけではありませんが、飲み過ぎにはくれぐれも注意しましょう。

酒粕はアルコールも含んでいる

日本酒の製造過程でできる酒粕は、約8%のアルコールを含んでいます。車の運転などがある場合は摂取しないでください。

最後に 

酒粕は食べ過ぎないよう心がければ、栄養満点でダイエット効果の高い食材です。粕汁や甘酒として摂取することで体も温まり代謝が上がります。置き換えダイエットに取り入れたり、おいしく摂取できるレシピを見つけたり、上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

岡 清華

監修者:岡 清華(おか さやか)

管理栄養士/ヨガトレーナー。管理栄養士過程 大学卒業後、健康と食の知識を深めるために、ハワイのカウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ。広尾の会員制ヨガスタジオ「デポルターレヨガ」でトレーナーを務めた他、管理栄養士として食事の指導やイベント開催、メニュー開発などに携わり、現在は産業、健康経営事業にも取り組んでいる。Instagram @okasaya

text:common編集部

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