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ピーナッツのカロリーは一粒どれくらい?糖質は?タンパク質豊富なピーナッツの栄養素や効能をご紹介

2019.3.8

別名落花生とも言われるピーナッツ。柿の種やランチパックのピーナッツ味など、市販の商品にもよく使われており、何気なく食べているという方も多いですよね。そんな落花生(ピーナッツ)が、実は栄養豊富で様々な効能があるということはご存知でしょうか?今回は美味しいだけじゃなく体にも良いピーナッツのカロリーや糖質、タンパク質など栄養素やその効能について、詳しくご紹介したいと思います!

そもそも「落花生」と「ピーナッツ」に違いはあるの?

そもそもピーナッツとは落花生の英語名(peanuts)であり、同じものを指す言葉。ただし、日本では植物の状態や殻付きのものを「落花生」、殻から出した種を「ピーナッツ」と呼ぶことが一般的です。実はスーパーなどで売られている商品も、殻付きのものは「落花生」、殻の付いていないものや加工品には「ピーナッツ」と分けて表記されているので、お店で落花生(ピーナッツ)を見かけたら、その原材料の表記も確認してみるとおもしろいですよ。

実は、ピーナッツはナッツじゃない?

名前にナッツがついているため、ナッツ類だと思われがちなピーナッツ。しかし実は、ピーナッツはナッツ類ではありません!ではナッツ類とは何かというと、実は木の実を指しています。アーモンドやクルミは木の実のためナッツ類に含まれますが、ピーナッツは土の中になる豆のため木の実ではなく、むしろ大豆やレンズ豆に近い、マメ科の植物なのです。

ピーナッツ一粒のカロリーは?

ダイエット中は、特に気になるカロリー。あまりに高いカロリーだと、食べるのも躊躇してしまいますよね。調べてみたところ、ピーナッツ一粒(0.5g)あたりのカロリーは、3kcalとのこと。一粒ならたいしたことのないカロリーですが、これが10粒(5g)だと28kcal、100gだと562kcalと、量が増えると高いカロリー量になってしまいますので、ダイエット中は一日に食べる量を20粒~30粒くらいに留めておくとよいでしょう。

ピーナッツの糖質は?

カロリーがわかったところで、気になるのが糖質。糖質が多い食品を食べると太るとも言われますよね。そこでピーナッツの糖質も調べてみたところ、ピーナッツ100gで11.4gという結果でした。ごはん100gの糖質が36.8gですから、100gで500kcalを超えるピーナッツは高いカロリーの割に、糖質はそれほど高くはないのです。

柿の種やランチパック!気になる商品のカロリー

ピーナッツといえば、思い浮かぶ柿の種やランチパック。ピーナッツ一粒のカロリーがわかったところで、気になるピーナッツを使った定番商品のカロリーについても調べてみました!

定番ピーナッツ①「亀田の柿の種」

・柿の種6個パックの小袋(33g)あたり
カロリー:157kcal
タンパク質:4.5g
脂質:5.8g
炭水化物:21.6g
ナトリウム:160mg

ピーナッツの入った商品の定番、亀田の柿の種。適度な辛味とピーナッツの香ばしさが、なんとも言えない美味しさですよね。つい何袋も食べてしまいそうになりますが、柿の種6個パック(200g)の総カロリーはなんと約940kcal。かなり高いカロリーになりますから、食べ過ぎにはご注意ください。

定番ピーナッツ②「山崎ランチパック」

・ランチパック1個あたり
カロリー:180kcal
タンパク質:4.5g
脂質:7.8g
炭水化物:22.9g
ナトリウム:140mg

スーパーやコンビニでもよく売られている、山崎のランチパック。ピーナッツ味はランチパック誕生当初から続くロングセラー商品になっており、ピーナッツバターの濃厚な風味が人気です。カロリーは1袋(2個入り)で360kcalと、ピーナッツを使っている割には意外と低カロリーですよ。

コレステロールを抑制!ピーナッツの栄養や効能とは?

100gで562kcalと、見た目よりカロリーが高いピーナッツ。しかし、そんなピーナッツが今ダイエットや健康にいい食材として注目を集めています。その理由となる栄養や効能について、詳しく解説したいと思います。

ピーナッツの栄養と効能①不飽和脂肪酸がコレステロールを抑制

動脈硬化を起こす原因ともいわれるコレステロール。ダイエットのためにも健康のためにも、コレステロール値は気になりますよね。カロリーの高いピーナッツには、コレステロールも多く含まれていそうな気がしますが、実はピーナッツにはほとんどコレステロールが含まれていません。
また、ピーナッツには多くの脂質が含まれていますが、そのほとんどがオレイン酸やリノール酸などの、不飽和脂肪酸です。この不飽和脂肪酸には、コレステロールを抑制する効果があり、肥満防止に役立つとされています。

ピーナッツの栄養と効能②血圧を下げる

高齢になってくると、気になるのが高血圧。心不全や脳梗塞の原因となる高血圧ですが、実はピーナッツを食べることによって、高血圧を予防できることがわかっています。高血圧は主に塩分のとり過ぎや血管の収縮によって起こりますが、ピーナッツに含まれるカリウムは余分な塩分を体内から排出し、ピーナッツの皮によく含まれるポリフェノールには血管の収縮を抑え拡張させる働きがあるため、高血圧の予防に効果的なのです。
高血圧が気になる場合は、塩分の強いバターピーナッツや柿の種は控え、皮つきのピーナッツを毎日20粒程度食べることで高血圧予防が期待できるでしょう。

ピーナッツの栄養と効能③低いGI値

GI値とは、炭水化物が分解され、糖に変わるまでのスピードをあらわした数値です。この数値が高い食品は、血糖値が急激に上がりやすいため、糖が脂肪になりやすく、結果的に太りやすくなる食品だといえます。
代表的なものとして、食パンはGI値が95、白米はGI値が88と高くなっています。それに比べて、ピーナッツはGI値が15と、寒天やもずくのGI値12に近い数値であり、太りにくい食品だといえるのです。

ピーナッツの栄養と効能④良質なタンパク質

筋肉のもととなる、タンパク質。ダイエット中に筋肉を減らさないためにも、タンパク質は重要だと言われています。実はピーナッツは、そんな良質なタンパク質を多く含む食材。タンパク質が不足すると体力や免疫力が低下するなどの影響が出てきますが、ピーナッツを食べることで体力や免疫力の低下を防ぐことができます。

ピーナッツの栄養と効能⑤食物繊維

ピーナッツの効果として、食物繊維の存在も欠かせません。ピーナッツには、便秘を解消してくれる豊富な食物繊維が含まれています。水溶性と不溶性の食物繊維が含まれているため、脂質を吸着して体外に排出したり、排便を促して便秘を解消する効果があると言われています。
しかし、ピーナッツの皮には「タンニン」という成分が含まれており、これを大量に摂取すると腸の働きを低下させ、逆に便秘になる恐れがあります。ピーナッツを食べる際は、食べ過ぎに注意し、1日に20粒程度に留めるようにしましょう。

気を付けて!ピーナッツのアレルギー

これまでに触れたように、ピーナッツには多くの栄養や効能があり、健康を意識している方にはとてもおすすめの食材です。しかし、ピーナッツを食べるとアレルギー症状が出てしまう方は、ピーナッツを食べてはいけません。ピーナッツは一粒などの少量でもアナフィラキシーショックを引き起こしやすい食材であり、適切な処置が行われない場合、死に至る可能性があります。
友人や知人にピーナッツを勧める場合は、ピーナッツアレルギーの有無を必ず確認するようにし、もしアレルギーがある場合は、たとえ一粒でも食べてしまわないように注意しましょう。

バターピーナッツと味噌ピーナッツの手作りレシピ

健康のために毎日ピーナッツを食べたいけれど、毎日だとどうしても飽きてしまう!そんな時におすすめなのが、手作りのバターピーナッツと味噌ピーナッツ。実は自宅で簡単に作れることをご存知でしょうか?手作りなら塩分も調整できるため、市販品のバターピーナッツや味噌ピーナッツよりヘルシーにピーナッツを楽しむことができますよ!

バターピーナッツのレシピ

【材料】
落花生 20粒~30粒
バター(有塩) 5g

【作り方】
1.落花生の殻と皮をむく。
2.フライパンを熱してバターを入れ、溶けたらピーナッツを入れる。
3.焦がさないよう、手早く炒める。
4.ピーナッツにまんべんなくバターの油がついたら完成。

落花生とバターだけを使った、シンプルなバターピーナッツのレシピです。塩分を控えめにしているため、物足りない方は塩やこしょう、青のりなどをプラスして、バターピーナッツをお楽しみください。

味噌ピーナッツのレシピ

【材料】
落花生     20粒~30粒
味噌    大さじ2
砂糖    大さじ2
みりん   大さじ2
油     大さじ1

【作り方】
1.落花生の殻と皮をむく。
2.ボウルに味噌、砂糖、みりんを混ぜ合わせておく。
3.フライパンに油をひき、ピーナッツを香りがするまで炒める。
4.手順2で混ぜ合わせておいた調味料を、フライパンの中に入れる。
5.汁気が飛ぶまでじっくり煮詰めて完成。

千葉のご当地グルメとも言われる、味噌ピーナッツ。こちらの味噌ピーナッツレシピはおつまみ用に甘い味付けとなっていますが、砂糖を入れないでごはんのおかずとして味噌ピーナッツを作ってもおいしいですよ。

毎日20粒のピーナッツで健康的な毎日を

適切な量を毎日食べることで、身体にいい様々な効能を発揮するピーナッツ。コレステロールや血圧を下げるだけでなく、一日20粒程度の量を守ることでダイエットにも役立つ、まさに万能な食材であることがおわかりいただけたことかと思います。バターピーナッツや味噌ピーナッツなど、味を変えれば飽きてしまう心配も無用です!今までカロリーが高いからとピーナッツを控えていた方も、ぜひ毎日20粒のピーナッツを試してみてくださいね。

岡 清華

監修者:岡 清華(おか さやか)

管理栄養士/ヨガトレーナー。管理栄養士過程 大学卒業後、健康と食の知識を深めるために、ハワイのカウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ。広尾の会員制ヨガスタジオ「デポルターレヨガ」でトレーナーを務めた他、管理栄養士として食事の指導やイベント開催、メニュー開発などに携わり、現在は産業、健康経営事業にも取り組んでいる。Instagram @okasaya

text:common編集部

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