common(コモン) | カラダとココロをキレイにするフィットネス&ライフスタイルマガジン
           

飲むだけで痩せるは嘘?「バターコーヒーダイエット(完全無欠コーヒー)」の正しいやり方

2018.12.12

健康に良い、ダイエット効果があるなどと話題になっている「バターコーヒー」をご存知ですか?「完全無欠コーヒー」とも呼ばれるほど、あらゆるメリットがあるんだとか。脂質が多いバターはダイエットにも悪そうな印象ですが、一体なぜ体に良いと言われているのでしょうか。そこで今回は、気になるバターコーヒーの効果や作り方を紹介していきます。

バターコーヒーは最強のダイエットドリンク!?

外の気温も下がってきて、冬が近づいてきましたね。寒い冬には暖かいものが飲みたくなりますよね。暖かい飲み物というとミルクティーやホットミルク、ホットレモン、ココアなどさまざまなものが浮かびますよね。

どれも甘くて美味しいですが、ダイエット中に取り入れるのであれば、今注目されている「バターコーヒー」がオススメです!バターコーヒーは「完全無欠コーヒー」とも呼ばれ、健康やダイエットに効果を発揮してくれると話題になっています。

元々はデイヴ・アスプリーの著書『シリコンバレー式 自分を変える最高の食事』で紹介されたのがきっかけ。デイヴ・アスプリーさんは、このバターコーヒーと完全無欠な食事を取り入れることで、50キロ以上の減量に成功。仕事や人生そのもののパフォーマンスを上げることに大成功したそうです!

ここからは、気になるバターコーヒーの作り方やバターコーヒーを取り入れたダイエットの方法を紹介していきます。寒い冬にぴったりですよ。

集中力アップ!?簡単に痩せる!?バターコーヒーの効果

コーヒーを飲む女性

どうしてバターコーヒーはダイエットに効果的なのでしょうか。その秘密は、バターコーヒーの材料にありました。

バターコーヒーのダイエット効果の秘密①:グラスフェッドバター

バターコーヒーは、その名の通りコーヒーとバターを混ぜるのですが、ただ混ぜ合わせるだけではありませんし、使うバターにもこだわりがあります。

バターコーヒーは、グラスフェッドバターと言い、牧草だけを食べて育った牛から作られるバターを使って作ります。このグラスフェッドバターが、ダイエットに効果を発揮してくれるんです!

グラスフェッドバターは市販のバターとは成分が違っています。市販のバターは“飽和脂肪酸”という、体脂肪に変わりやすい脂肪がたくさん含まれていますが、グラスフェッドバターにはそれが少なく、代わりに脂肪になりにくい“不飽和脂肪酸”という脂肪が含まれています。不飽和脂肪酸は、動脈硬化予防にも効くことで知られています。

また、バターを加えていることで腹持ちが良くなります。朝はこれ1杯だけでも、十分お腹が満たされるので1日の摂取エネルギーを抑えるのに役立ちます。

バターコーヒーのダイエット効果の秘密②:MCTオイル

バターコーヒーには、今注目を浴びている油も加えます。それが、MCTオイル。

MCTオイルは、“中鎖脂肪酸“”とも呼ばれています。普通の脂肪は炭素が10数個結合しているのですが、MCTオイルは炭素がその半分くらいしか結合していません。炭素の数が少ないことで、消化吸収が早くなります!

普通の脂肪は小腸から吸収されると血液を循環し脂肪に変わりますが、MCTオイルは小腸から吸収されると直接肝臓へ届けられ、ただちにケトン体に変換され、エネルギー源として使われます。そのため、体に脂肪をためない油と言われています。

ケトン体は脳の栄養源でもあります。そのため、バターコーヒーを飲むと、頭がすっきりする、集中力アップするなどの変化を感じる方も多く、仕事の効率向上などにも繋がると考えられます。

バターコーヒーのダイエット効果の秘密③:カフェイン

さらに、コーヒーに含まれるカフェインもダイエットに効果を発揮してくれます。カフェインを摂取することで、脂肪が使われやすい状態になります。運動前に飲むことで、運動中により脂肪を使い、効率的にダイエットができます。

 

バターコーヒーはグラスフェッドバターとMCTオイルという良質な油を含んだ飲み物で、カフェインも摂取できるためダイエットに効果を発揮してくれるのです。

コーヒー

コーヒーは脂肪燃焼を促す最強のドリンクだった!ダイエット中の食欲も抑制できる

なぜカフェインが、ダイエットに効果的なのか詳しく解説していきます。取り入れる際の方法や注意点もチェック。

バターコーヒーダイエットのビフォーアフターは?

バターコーヒーでダイエットをした人の、ビフォーアフターはどうなっているのでしょう?バターコーヒーでダイエットをした人たちを調べてみると「1カ月で6㎏痩せた!」「2カ月で5㎏減った!」「美味しくて痩せるなんて最高!」など、体重が減った人たちの、成功のビフォーアフター談が多く見られます。
しかし、逆に「バターコーヒーットは全然痩せなかった」「バターコーヒーダイエットで逆に太った」などの、上手くいかなかったビフォーアフター談があるのも事実です。では、どうしてバターコーヒーでのダイエットに失敗したのか、見ていきましょう。

バターコーヒーダイエットで痩せない理由とは

バターコーヒーダイエットで痩せて、理想的なビフォーアフターになった人がいる一方で、バターコーヒーダイエットでは痩せない人たちもいます。バターコーヒーダイエットが痩せないと言われている理由を、口コミから検証していきます。

バターコーヒーダイエットで痩せない体験した人たちの口コミ

バターコーヒーで痩せない結果になった人たちの口コミには
「体重が2㎏増え、体脂肪率が5%上がりました」
「飲み始めて1カ月たつけれど、何の変化もない」
「普通のバターで代用していたが、効果が出ない」
などがあります。この口コミを見るとバターコーヒーでは痩せないのではないか?と思ってしまいますよね。ですが、痩せない口コミとは反対に、「飲み始めて3週間で3㎏痩せた」など、痩せたという意見があるのも事実です。バターコーヒーダイエットが自分の体質に合っているダイエット法なのかどうかを見極める事も大切ですが、他に効果なしと感じられてしまう理由もあります。

バターコーヒーダイエットは効果なしと感じる理由は?

口コミにあるように、「バターコーヒーでダイエットしたけど、効果なし!」と残念な結果になっている人もいます。何故、効果なしになったのでしょうか?
実は効果が出ていない人は、朝にバターコーヒーを飲むことで「これで太らないはず!」と思い、昼ご飯や夜ご飯をがっつり食べてしまう人が多いようです。いくら朝にバターコーヒーを飲んでいても、それではダイエット効果なしになってしまうのは納得ですよね。
バターコーヒーダイエットの口コミには、バターコーヒーを飲んでからお昼まで空腹を感じないようになり、間食が減ってダイエットに成功したというのが多いです。ですが、腹持ちよくなったから、その後安心して食べ過ぎてしまうという人もおり、その人たちは効果なしと感じてしまいます。バターコーヒーダイエット中には、食べ過ぎに注意しましょう。

基本のバターコーヒーの作り方

バターコーヒー

バターコーヒーに挑戦しようとして失敗する人の多くが、コーヒーにバターを浮かべて飲んだ、というパターンです。ただバターを浮かべるだけだとコーヒーとバターが分離しておいしくありません。それではバターコーヒーはどのようにして作るのでしょうか。

<材料>

・インスタントコーヒー 1杯分
・グラスフェッドバター 10g
・MCTオイル 10g
・ミルクフォーマー(自動、蓋つきのもの推奨)

<手順>

1, 蓋つきのミルクフォーマーにグラスフェッドバター、MCTオイルを加える

2, 熱したコーヒーを加える

3, ミルクフォーマーで混ぜる

4, カプチーノのように泡立ち茶色い色になったらコップに移して完成

水と油は液面に浮かべただけでは混ざりません。ミキサーなどを使ってかき混ぜてようやく混ざり合います。そのため、ミルクフォーマーを使って泡だてましょう。しっかり混ぜた方がバターのクリーミーな味を楽しめます。

自動のミルクフォーマーや蓋つきのものが家にない、という方はボールにバター、MCTオイル、コーヒーを入れて手動の泡立て器でかき混ぜることでも作れます。

グラスフェッドバターの代用!ココナッツオイルコーヒーの作り方

グラスフェッドバターは、一般的なスーパーにはなかなか置いていない材料です。賞味期限も短いので、扱いづらいというデメリットが。そこでオススメなのが、グラスフェッドバターをココナッツオイルで代用すること。

ココナッツオイルにもグラスフェッドバターと同じように“不飽和脂肪酸”が多く含まれているので、代用するのに最適です。

バターコーヒーは普通のバターでもいいの?

残念ながら、バターコーヒーに使用するグラスフェッドバターは、普通のバターで代用することは難しいと言われています。
グラスフェッドバターは普通のバターと違い、不飽和脂肪酸が含まれているからこそ、脂肪になりにくくダイエットに向いていると言えるのです。普通のバターでは逆に体脂肪が増えてしまい、ダイエットに使用するのは難しいでしょう。
もし、グラスフェッドバター以外でバターコーヒーを作りたいときは、デイヴ・アスプリーの著書『シリコンバレー式 自分を変える最高の食事』にある、バターが入手不可の場合の対処法を参考にしましょう。コーヒー1杯にココナッツミルク大さじ4とMCTオイル大さじ1~2で、バターの代用できる(1人前)とあります。
グラスフェッドバターが手に入らなくて普通のバターで代用している人は、試してみるといいでしょう。

朝1杯飲むだけ。バターコーヒーダイエットの方法

コーヒー

最後にバターコーヒーを使ったダイエットの方法を紹介します。バターコーヒーダイエットの方法は基本的には、朝起きたら1杯のバターコーヒーを飲む、というだけの簡単な方法です。しかしいくつか注意点があります。

・食事の量を少しだけ減らそう

まずは、食事の量を少し減らすこと。バターコーヒーはバターやMCTオイルを溶かしているので、カロリーがあります。バターコーヒー1杯あたり約180kcalのエネルギーがあるので、この分食事のカロリーを減らしましょう。できれば、朝食はバターコーヒー1杯にすると良いでしょう。

・飲む時間は“朝”

次に必ず朝に飲む、ということ。コーヒーにはカフェインという、交感神経を刺激する物質が含まれています。交感神経が活性化することで体はエネルギーを作る体制に入ります。そのため運動や仕事のスイッチが入ります。夜に飲んでしまうと、体が起きてしまい睡眠の邪魔をしてしまいます。

バターコーヒーは1日の始まりのスイッチを入れる飲み物と思い、飲むようにしましょう。

バターコーヒーを売っているコンビニやお店

バターコーヒーを飲んでみたい!そう思ってコンビニなどに買いに行っても、バターコーヒーが売っているコンビニやお店はまだ少なく、なかなか見つかりませんよね。
そんなあなたのために、バターコーヒーを売っているコンビニとお店を紹介していきましょう。

ファミマで買えるバターコーヒー

ファミマからバターコーヒーが発売されており、2018年12月にコーヒーのコクをプラスしてパワーアップされています。公式サイトによると、カロリーは1本(240ml)あたり157kcalです。ファミマのバターコーヒーには、グラスフェッドバターが大さじ約1杯、MCTオイルも小さじ約一杯が入っています。コーヒー自体も最高等級のものを使用しているそうなので、コーヒーにこだわりがあり人にもおすすめです。

ドトールが開発したのがファミマのバターコーヒー

ファミマで販売されているバターコーヒーは、ファミマから依頼を受けたドトールコーヒーによって開発された商品です。バターやMCTオイルを入れた飲み物をコンビニで扱うのは難しく、前例もないので、開発にはドトールの方たちもとても苦労されたようです。話題のバターコーヒーをいつでも手軽に飲んでもらいたい、というファミマの挑戦から実現したものだったのですね。

ファミマのバターコーヒーはダイエット向き?

ファミマで発売されているバターコーヒーは、ダイエット向きであるグラスフェッドバターやMCTオイルが使用されている、本格的なバターコーヒーです。忙しい人や、朝、コンビニに寄るのが日課な人にとって、うれしいダイエット向き商品ですね。

ドトール開発のバターコーヒーは通販で買える?

ドトールが開発したファミマのバターコーヒーを通販で買いたい人も多いと思いますが、探してみたところ、通販で取り扱っているところはありませんでした。バターコーヒーが売り切れになっているファミマの店舗も多いですし、ドトールのバターコーヒーではないものはスティックタイプで通販に出ているので、今後に期待したいですね。ただ、今や通販では様々なお店のバターコーヒーが取り扱われているので、検索して気になるバターコーヒーを見つけてみるのもいいでしょう。

カルディで買えるバターコーヒー

輸入食品で有名なカルディには、『バターコーヒーパウダー』という商品が売っています。(現在、公式サイトのオンラインショップでは在庫なしです)いつも飲んでいるコーヒーに混ぜるだけで、簡単にバターコーヒーができるという商品です。カルディのバターコーヒーパウダーは、気軽にバターコーヒーが飲めて嬉しい商品ですが、原材料に使われているのはグラスフェッドバターではなく、バターオイル、脱脂粉乳、ホエイパウダーです。グラスフェッドバターではないため、ダイエット向きとしてはどうなのか疑問が残ります。
カルディでは、冷蔵でグラスフェッドバターが販売されているので、本格的にダイエット向きなバターコーヒーを作りたい人は、そちらを購入することをおすすめします。カルディの公式サイトの通販でも購入可能です。

バターコーヒーダイエットをより成功させるために

バターコーヒーを取り入れて50キロ以上のダイエットに成功したという『シリコンバレー式 自分を変える最高の食事』の著者デイヴ・アスプリーさんは、朝食をバターコーヒーにしたこと以外にも、いろいろなメソッドを取り入れています。

・グルテンフリーにシフト!

例えば、グルテンを含む小麦粉を摂らないということ。小麦粉製品の摂取を辞めると、血糖値の安定に繋がりダイエットにも効果があります。

・睡眠の質を上げる工夫を

また、睡眠の質を上げるためのコンディション作りを行うこと。睡眠の質が悪いとダイエットには悪影響です!痩せたいのなら、良質な眠りのために睡眠環境を整える、眠る前の行動を見直してみるなどしてみましょう。

バターコーヒーダイエットでダイエットを成功させたい方は、これらのポイントも意識してみると良いですね。

最後に

今回は今話題のバターコーヒーの効果や作り方を紹介してきました。バターコーヒーとはグラスフェッドバターとMCTオイルを溶かしたコーヒーのことで、飲むだけで集中力がアップし、ダイエットにも効果を発揮してくれます!ただし、バターコーヒーにはカロリーがあるので、朝に1杯飲むようにして、食事のカロリーを少し減らすのがポイントです。この冬は、毎朝1杯のバターコーヒーを取り入れてダイエットを加速させてみてはいかがでしょうか。

text:中野卓
スポーツ栄養学を専攻する大学院生。現在はトレーニングによるミトコンドリアの適応を促進させる栄養素について研究を進めている。水泳は、選手歴10年以上。アロマテラピー検定1級取得。

Posted by admin