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“走り”がないと刺激が足りない♡産後3か月で仕事復帰したランニングアドバイザー(真鍋未央)

2018.6.15

フィットニスタとcommon編集者が対談し、彼女たちやフィットネスの魅力をcommon読者にたっぷり伝えるこの企画。今回は、ランニングアドバイザーとして活躍する真鍋未央(まなべ みお)さんにお話を伺いました。

フィットネスをライフスタイルに取り入れて楽しんでいる方、すなわちフィットニスタに話を聞いて、彼女たちやフィットネスそのものの魅力をcommon読者の皆様に伝えたい!

そんなcommon編集部一同の想いから、今回はアラサーで独身、そして自分にとてつもなく甘い女・common編集者Sが、産後たった3ヶ月で仕事復帰を果たしたというランニングアドバイザーの真鍋未央(まなべ みお)さんに直撃インタビュー!

ランニングアドバイザーって何者なの!?

高校卒業後、実業団でマラソン選手として活躍し、現在は“ランニングアドバイザー”として活動している真鍋未央さん。

あまり聞きなれない言葉ですが、ランニングアドバイザーとは、一般社団法人日本ランニング協会が認定している人物。ランニングに関する知識を有するだけでなく、正しいランニングマナーや緊急事態に対応できる能力、ランニングに関わるアイテムの情報を学び、自身の活動地域のランニングコースに精通している人のことです。

未央さんは他にも、全国各地で行われている市民ランナー向けのイベントをはじめ、企業向けのランニングクリニック、NIKEランニングエキスパートを務めるなど、幅広く活躍されています。

忙しく活動される中、今年はお子さんを出産されたとのこと!しかも、産後たったの3ヶ月で仕事復帰を果たしたというから驚きです!実際にお会いしても、産後3ヶ月とは思えないスタイルの良さ・・・!

そんな真鍋未央さんに、ランニングアドバイザーになった経緯や、やりがいについて聞いてきました。

かけっこはビリ!走るのは得意じゃなかった

——今日は宜しくお願いします!現在ランニングアドバイザーとして活躍されていますが、やっぱり昔から走るのは得意だったんですか?

真鍋未央 ランニングアドバイザー

いえ!!小学生頃までは走るのがすごく苦手で、徒競走もいつもビリでした。

でも、中学生になったときに、近所に住んでいるお姉さんが誘ってくれたのがきっかけで陸上部に入ったんです。その時は知らなかったんですけど、実は陸上が強い中学校で、そこから毎日しごかれました。あれは本当にきつかったですね。

——きつくても、嫌いにはならなかったんですか?

嫌いになりましたよ。(笑)
嫌いになったけど、負けず嫌いなところがあって。辞めてたまるか!って思っていたのと、結果がだんだんついてくるのが楽しくなってきたんです。辛いけど、結果が出てるから頑張ろう!ってなりました。

最初は短距離の選手だったんですけど、2年生の時に800mの選手になりました。それで、高校へ進学しても陸上部へ入部しました。きつかったのに続けようと思ったのは、きっと負けず嫌いだったから。あとは、「ここで陸上をやめたら、この先自分は何をするんだろう?」っていうのがあったかなぁ。

普通の暮らしをするも・・・“走り”がないと刺激が足りない!

——陸上の魅力にハマっていったんですね~!ランニングアドバイザーになったのには、どのような経緯があったのでしょうか?

中学、高校で中距離をやってきて、高校卒業後は資生堂の実業団に4年間所属していたのですが、そこでフルマラソンを走るようになりました。

実業団を辞めた後、1年間は自分の好きなことをいろいろやろう!と思って、“普通の女の子”の生活をしてみたんです。生まれて初めてバイトをしてみたり、今まで飲んでなかったお酒を飲んでみたり。その時、自然とランニングから離れていたんですね。そこで、今まで10年間ずっと走り続けてきたから、あれ?刺激が足りない・・・って気づいて

最初はとても楽しかったんです。でも、だんだん「自分は何をしたいんだろう」って思い始めて。そこでまた走り始めたんですよ、趣味として。初めて自分でエントリーをして、大会に出たりしました。

——やっぱり自分には陸上なんだ、と気づいた?

真鍋未央 ランニングアドバイザー 

はい。走るのって刺激があったんだなと気づかされて。

それで1年経った時に、実業団の時の監督に「クラブチームをやるから一緒にやらないか?」と声をかけていただいたんです。その一言がきっかけで、ランニングアドバイザーになりました。それ以来ずっとランニングアドバイザーとして活動しています。

正直、選手時代より今の方が楽しい!

——自分で走るのと人に教えるのって、違いますか?

全然違います。実業団の時はとにかく結果を求められていたので、ひたすら自分の記録との戦い。人のことなんて考える余裕もなかったと思います。でも教える側になると、効率的な走り方をわかりやすく言葉で伝えなきゃいけないので、言い方をいろいろ考えたり、身体でも表現できるようにしたり。

今まで自分が走ってきた中でのランニングとは、全く別物だなと思いました。

——ぶっちゃけ、どっちがいいですか?

実業団時代の4年間も充実していましたが、それ以上に今の方が更に充実し楽しさを感じています。

例えば生徒さんから『すごく記録が伸びました』とか『今日とても楽に走れた』と言ってもらえたり、30分も走れなかった生徒さんに『今日30分超えられたんです!』とすごい笑顔で言われた時なんかは、私もすごく嬉しくなります。

お互いに達成感を味わえるのがすごく良くて、ハッキリ言って今の方が楽しいです!結果的に見ても、この仕事を10年以上続けているので向いてるのかなぁ、と思います。

生徒さんに育ててもらった、今の自分

——辞めたいと思ったことはないんですか?

コーチングを辞めたいと思ったことはありません。考えたこともないなぁ。今回妊娠・出産でこの仕事から初めて離れたのですが、寂しいなぁ、早く仕事したい!ってウズウズ。今はベビーカー押しながら走っています(笑)

去年の8月から走ってなかったんで、走り方とか伝える言葉とか、この休んでいた間で鈍ってしまっていると思いますね。

——10年のキャリアでも、たった数ヶ月で鈍ってしまうんですね。ランニングアドバイザーになってからの10年間で、未央さん自身も進化し続けているということ?

そうだと思います。根本的なものは変わっていないですが、伝え方や、一つ一つの言葉のチョイスは確実に変わってきていますね。

ランニングの専門用語ってあるんですけど、それを使うのは私はあまり好まなくて。もっと砕いて、誰にでもわかりやすい伝え方をしたいと思っています。

真鍋未央 ランニングアドバイザー

私自身は学生時代の陸上部や実業団でも、当たり前に専門用語を使ってきました。でも生徒さんからしてみたら、「え?今の言葉、なんですか?」ってなりますよね。私もランニング以外のスポーツの専門用語なんてわからないのに。

でも私、最初の頃は「え、なんでわからないんですか?」っていう態度をとっていたと思う。それじゃいけないって気づいて、もっとわかりやすく砕いて話そう、と試行錯誤を繰り返して、10年間でかなり変わったと思います。

——じゃあ、ランニングアドバイザーになりたての頃の生徒さんが、今の未央さんに教わったら違う印象を受ける?

全然違うと思いますよ!最初の頃はちょっと自信なさげなコーチングをしていたと思います。「この子は何を言っているんだろう?」と思っていた生徒さんもいると思う。思い返すと申し訳ないな、と感じますね。

この仕事に就いて、私は生徒さんたちに育ててもらった、とよく言うんです。歳を重ねて、少しずつだけど良くなってきている。初期のメンバーの方達にも、成長したね!って言ってもらえます。

仕事も子育ても、試行錯誤の毎日

——10年間の間で挫折はなかったんですか?

挫折というか、コーチングがうまく伝わっていないな、と悩むことはありました。人が「?」の顔する時ってわかるじゃないですか?言葉では言わなくても。そういうときの、「なんで伝わらないんだろう、どうやったら伝わるんだろう」という悔しさはありましたね。ダメじゃん、全然伝わってないな、って。

——そこをどうやって乗り越えたのでしょうか?

真鍋未央 ランニングアドバイザー

ひたすら話し合いました。会話することによってだんだん解決していって、徐々に変わっていきましたね。本当に、試行錯誤の毎日でした。

今の子育てもそうですけど、なんでも試行錯誤なんだなぁ、と実感していますね。やってみて、伝わらなければ分かりやすいようにもう一回やらなきゃいけないし、わからないなりにひたすらやってみる。それは仕事も子育ても一緒だなぁ、と。

——お子さんを産んで間もないですもんね!子育てはいかがですか?

ママになってまだ新米の、1年生。3ヶ月経った今、ようやく楽しめています。最初のうちは本当にどうしたらいいかわかんなくて、一人で泣いたりすることもありました。でも旦那がすごい協力的なので、そこで助けられて。

私が、「なんで赤ちゃんってこんなに泣くんだろう。」ってボソッと言ったら、「だって赤ちゃんって言葉喋れないから、泣くことが言葉じゃん。会話と同じじゃん。」って言われて、あ、そうだよねぇって納得しました。

泣く=悲しいって思うと不安になるけど、赤ちゃんにとっては「遊びたい」とか「ご飯食べたい」を言ってるだけなんだって。旦那は伝え方も上手なんですよ。わかりやすく伝えることができる人なので、日常生活でも勉強になりますね。育児も一緒に楽しめています。

ランニングは、身体のラインが変わるのも楽しさの一つ!

——とっても素敵な旦那様ですね!
ランニングの話に戻りますが、ランニングの楽しさってどういうところにあると思いますか?

真鍋未央 ランニングアドバイザー

ゴールがないこと。走ろうと思えばひたすら走れる。年齢も関係なく、速く走ろうとしなければずーっと続けられるスポーツだと思うので、そういうところが魅力だと思いますね。

それと、走り終わった後の爽快感。疲れの中に、何とも言えない気持ちよさがありますよね。ランニングのレッスンが始まる前は「走るのかぁ・・・」とネガティブな感じの生徒さんでも、終わった後には「すっごい楽しかった!」って言ってくれることが多いです。私もそこから逆にパワーをもらっている感じですね。ランニングは、心の健康にもなっていると思います。

あと、身体のラインがだんだん変わってくることもですね!私はまだ復帰して2週間くらいなのですが、秋に10kmを走る予定で、その時には身体のラインが確実に変わっているだろうなと思います。ランニングには、そういう楽しさもあります。

——やっぱりランニングしていると、身体のラインって変わりますか?

はい!私のマネージャーはランニングを始めて約1年くらいなんですが、身体のラインがすごい変わりました!

ランニング ダイエット ボディメイク 

(真鍋未央さんのマネージャーの有馬大輔さん。左は痩せ始めた頃、90kgくらい。)

入社してきた頃は100キロを超えていたんですが、健康面にも良くないということで、ランニングと軽い食事制限を始めました。約1年ほどで70キロ台に!身体が軽くなったと喜んでいますよ。

かっこいいお母さんでいたい

——未央さん、人生で大切にしていることがあれば聞かせてください。

とにかく楽しむことを大切にしています

私、元々自分のことを表現するのがすごく苦手で、人と話すのもあんまり好きじゃないタイプだったんです。自分のことを語るのも苦手だった。でもこの仕事に就いて、いろんな人と向き合ったりすることで、それが楽しいと思えるようになってきたんです。

真鍋未央 ランニングアドバイザー

常に何事も楽しんで、マイナス思考にならないようにする。あと、笑うことかなぁ。ネガティブな顔をしている人には近寄りたくないなぁ、と自分自身思うので。無理やり笑うのではなく、なるべく自然に笑っていようと心がけています。

——私も未央さんと話していたら、自然と元気になってきました!
最後に、フィットネスを頑張るcommon読者に一言お願いします!

20代の時って、仕事が忙しかったりして、スポーツから離れる時期だと思うんですよ。学生でも、スポーツよりもまた違うことに興味があったりすると思う。

そんな時こそ、スポーツ=キツイものというネガティブな部分より、”自分の身体をどんどん変える”というポジティブな部分を感じてもらいたいです。そうすれば、ずっと長く運動できるはず。

10年後、20年後も綺麗でかっこよく、スタイルも若いままを維持できている方がいいですよね。私も40歳になった時に、かっこいいお母さんでいたいなと思っています。見た目も中身もキラキラした女性でいたいなと。

真鍋未央 ランニングアドバイザー

そういう目標ってとても大事!自分の中にそういう目標を持って取り組んでもらえたら、スポーツも楽しめるんじゃないかな♡ランニングだけじゃなく、いろんなスポーツにチャレンジしてみて!

真鍋未央さん、ありがとうございました!キラキラとした素敵な笑顔に魅了されっぱなしでした。生徒さんがポジティブになって帰っていく理由が、とてもわかります。これからもランニングアドバイザーとして、ママとして、輝いていってくださいね!

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真鍋未央 ランニングアドバイザー

 真鍋 未央

一児の母。中学・高校と陸上部で中距離を走り、卒業後は実業団に所属しフルマラソンデビュー。退団後、ランニングアドバイザーの道へ。その他、企業向けのランニングクリニック、マラソン大会での大会オフィシャルペースメーカーを務め、NIKEランニングエキスパートとしても活躍中。Bloginstagram

text:Eri Sakata

Posted by admin