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女より女を知ってる。オネエが教える、女の価値を上げる方法

2019.8.4

女性以上に女性らしさを研究しつくしたオネエの方に、女性が魅力アップするためには何が必要なのかズバッと教えて欲しい!ということで今回は、オネエシンガーとして都内を中心に活動するSasammyさんに美について教えていただきました。2丁目で働いていた経験から、多くの美女たちを目にしてきた彼女が語る、まず最初にやるべきこととは・・・?

女性は“○○姿”で価値が上がる

Sasammyさん

今年、37歳を迎えるSasammyさん。2丁目で働いていた経験を活かし、現在は東京・赤坂のジャズバー「おむすびJazz」でママを務め、世の女性たちから数々の相談にのっている

common編集部

 

Sasammyさん、こんにちは!美についての相談をお客様からされるというSasammyさん。今日は、美の秘訣について教えてください~!まず、オネエの方々ってすごい美意識が高い印象なんですが・・・

Sasammyさん

そうね、私たちは、女性にあるものはもちろん、ないものも取り入れなければならないからね。私もすごく研究してきたわ。その甲斐あって、女性からしたらすごく凛として見えるみたいで、美の相談も受けるのよ。

common編集部

 

美の相談?ですか?

Sasammyさん

「どういう化粧品使ってるの?」「どうやったら痩せられるの?」とかね。それで、自分なりのおすすめの方法を教えてあげることが多いわ。ダイエットについては、普段の生活を聞いて「それじゃだめ!」みたいに言うこともあるわよ。

common編集部

 

お~頼りになりそう!私も30歳になって、今こそ美を追求して女としての価値を上げたい!と思ってるんですが、何から始めたらいいですか?

Sasammyさん

これは私の持論なんだけど、みなさんが一番見ているところって“立ち姿”だと思うのよ。姿勢が綺麗だと「あ、この人、すごく気を遣っている人なんだな」っていう印象になる。反対に立ち姿が残念だと・・・ねぇ。姿勢は、女の価値を上げる重要なポイントよ。

common編集部

 

確かに、背筋が伸びている女性ってすごい素敵ですよね。

Sasammyさん

私自身、すぐに姿勢が崩れるのよ。あまり筋肉がなくてね。だから、姿勢を正すことに関しては、“命かけてる”感じ!!(笑)

common編集部

 

姿勢を正すために、具体的にはどんな風に気を付けていらっしゃるんですか?

Sasammyさん

美しい立ち姿になるように、意識を持つことね。あとは、月に一回、骨盤ケアの意味で姿勢矯正に行ってるわ。小顔矯正にも行くことがあるわね。

common編集部

 

ふむふむ。他にも美を磨くコツってありますか?

Sasammyさん

あとは、自分を客観視すること。自分を第三者的な視点でしっかりと見ていくことが美を追求することにつながっていくのよ。

common編集部

 

自分を客観視するってなかなか難しい~!でも大事なことですよね。

Sasammyさん

それは健康も同じ。私も、若い頃は疲れていても「いけいけどんどん」っていう感じで勢いでいけたんだけど、30歳を超えてからは体調が崩れがちになってきてね。顔にもそれが表われてきたことに気づいたの。そこからは、リカバリーするように意識を持っているわ。

太りやすい体質を変えたいなら、腸を整えること

common編集部

 

わかります~!30歳から疲れが顔に現れるようになりました・・・。私は30歳から体型の崩れもヤバイなって思ってるんですが、Sasammyさんは無駄な贅肉がないですね!ボディメイクのために何かしているんですか?

Sasammyさん

う~ん、プランクやスクワットをたまにやる程度かな。

common編集部

 

トレーニングはさほどしていないんですね。でもスリムなのは何故?

Sasammyさん

私は元々太りやすいから、食べる物は自分なりにしっかりと管理しているの。毎日体重を測って、体重が増えたりしたら「あれを食べたから太ったな」とかは分かるようにはしているわ。

common編集部

 

食事の管理が大事なんですね。具体的に今すぐできることを教えてください!

Sasammyさん

まずは、食べる順番に気を付けることね。お野菜から食べて、次にスープ。スープは、できれば味噌とか発酵ものを使った味噌汁とかがいいわね。その後はタンパク質をとって、ちょっと炭水化物を入れるみたいな感じ。

common編集部

 

ふむふむ。炭水化物は食べていいんですね!

Sasammyさん

炭水化物抜きダイエットは明らかに痩せるんだけど、私の場合、すごく疲れやすくなっちゃうのよ。

common編集部

 

実際にそういうことがあったんですか?

Sasammyさん

そうなの。それで、これはまずいと思って、知り合いの先生にお願いしたことがあって。その先生のいう通り、プチ断食したり、バランスよくしっかり食べたりしながら腸を整えていったのよ。そうしたらすっごい体が変わって!今ではすっかり太りにくい体になったわ。最近は、腸を休ませるために1日2食を心がけているんだけど、私には合っているみたい。

彼氏と別れて音楽の道へ。

Sasammyさん

美しい姿勢を崩さないSasammyさん。現在は彼氏と結婚式を挙げるために動いているのだとか

common編集部

 

美容に詳しいSasammyさんですが、どんな人生を歩んできたのかも気になるところです。いつからオネエに?シンガーになった経緯は?

Sasammyさん

私は、生まれたときから女の子が好きなものが好きだったの。すでに自分の中に女の子がいたのよね。中学、高校は、通いたくなかったけど(笑)男子校に通っていて、そこで初めて彼氏ができたのよ。

common編集部

 

彼氏、ですか!?

Sasammyさん

そう。でも失恋して・・・その彼が私のすべてだったから、何もかも失った気分だったわ。そのときに自分は何がしたいのかを問いただして、音楽がしたいと思って音楽の道へ行くことに決めたの。

common編集部

 

そこから徐々に今のSasammyさんになっていたんですね。

Sasammyさん

当時は、自分がゲイなのかニューハーフなのかも分からなくて、とても悩んでいた時期でもあったの

common編集部

 

無知で・・・申し訳ないんですが、いろいろなくくりがあるんですよね?

Sasammyさん

ええ。でも、自分なりにいろいろと調べるなかで、25歳のときに、ある文献に出会ったの。私は、ゲイでもニューハーフでもなくて、『LGBT』の中のトランスジェンダーっていうくくりの中の「MTX」にあたることが分かった。要するに中性。男性だけど完全に女性になるわけでもない「Xジェンダー」というものなんだけどね。

common編集部

 

「MTX」だ、ということを知るまでには悩みや葛藤はあったんでしょうか?

Sasammyさん

それまで、自分にすべて嘘をついているような感じで・・・。本当はAが好きなのに、そう言ったらゲイの人からこう見られるんじゃないか、オネエの人からはこう思われるんじゃないかって勘ぐってしまっていて。自分の気持ちを押し殺してBが好きなんて振舞ってたわね。

Sasammyさん

シンガーとして都内を中心にライブ活動なども行っているSasammyさん

common編集部

 

たくさん悩まれたんですね。最後に、今後やっていきたいことや、将来の展望などがあればお聞かせください!

Sasammyさん

もっとメディアに出ていきたいなと思っているわ。LGBTの仲間たちが、私みたいなアイコンが出てきて「楽しく生きているんだよ」「だから、あなたも楽しく生きていんだよ」っていうのを伝えていけたらいいなと思っています。

common編集部

 

素敵です!これからも応援しています!あ、このあと、飲んでいってもいいですか・・・(笑)

Sasammyさん

もちろん!ジャズを聞きながら、くつろいでいってくださいね~!

 

オネエの方は人一倍美に対しての意識が強いというイメージがありましたが、実際にお会いしたSasammyさんも期待以上にお美しく、意識の高さがうかがえました。美についての説得力がすごかったです!LGBTについて、より世間に認知してもらうためも頑張りたいと意気込むSasammyさん。これからも応援しています!

Sasammyさん

Sasammy

1982年生まれ、千葉県市川市出身。 赤坂のジャズバー「おむすびJazz」店主(ママ)。 幼少期から女性として人生を歩み、18歳から音楽の道へ。自身がゲイなのかニューハーフなのか迷っていた時期が長く続き、25歳のときに「MTX」であることを知る。2丁目のニューハーフが接客する店で約2年間働いたのち、2018年に「おむすびJazz」ママに就任。今もなお、都内を中心にライブを開くなど音楽活動も続ける。

取材・文・撮影:小山田滝音(ブラインドファスト)
編集:common編集部

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