世界最年少記録!南谷真鈴が語る、夢を現実にするマインド

20歳前後というと、みなさんは何をしていただろうか?
今回取材させていただいたのは、若干19歳でエベレスト登頂、20歳で世界最年少「探検家グランドスラム」を達成した南谷真鈴さん。登山家一家に育ったわけではなく、自らの足でスポンサーを探し、偉業を成し遂げたというエネルギー溢れる女性だ。彼女を突き動かしたものは一体何なのか。女性が大きな夢を実現する方法、強く幸せに生きるために大事なマインドを伺ってきました。
南谷真鈴
1996年神奈川県生まれ。早稲田大学在学。2015年10月にマナスルの登頂に成功し、日本人最年少の8000メートル峰登頂と女性世界最年少の同山登頂達成を皮切りに、2017年4月13日には北極点到達に成功。「探検家グランドスラム」(七大陸最高峰・北極点・南極点到達)を世界最年少の20歳112日で達成した。
目次
「資金ゼロ」で夢を叶えた方法


南谷さん

common編集部

南谷さん

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南谷さん

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南谷さん
気づいたら“夢のドミノ倒し”のようになっていました。

common編集部

南谷さん
諦める理由を見つけるのは簡単ですが、本当にやってみたいなら方法を考えることが大切だと思いますね。
過去には「女性だから」という理由で、エベレスト登頂の夢を否定されたこともあるそう。

common編集部

南谷さん
でもそれは登山家だけじゃなくて、実はみんな同じ。人生は何があるか分からないから、常に悔いのない行動をした方が良いと思います。

common編集部

南谷さん
13歳でエベレスト登頂を意識した理由

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南谷さん
でも私は諦めませんでした(笑)

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南谷さん

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南谷さん

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南谷さん

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南谷さん
そこで、こんなに壮大で美しい山、世界で一番高い山に登ったら、どれだけ自分が成長できて、どれだけ素晴らしい景色がみられるんだろうって感じました。

common編集部

南谷さん
エベレストに登ることで、自分の心の中の壁というか・・・“見えない山”に登ろうとしていたんですよね。

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南谷さん
美人登山家流!エネルギッシュに生きる習慣術

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南谷さん

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南谷さん
エアコンをつけると、すぐに体のあちこちが冷たくなるし、だるくなりませんか?私は夏でもエアコンをつけずに寝ています。外から帰ってきたときだけつけて、温度調節が終わったらすぐ消すようにしていますね。

common編集部

南谷さん

common編集部

南谷さん
トレーナーをつけて運動して、食事管理をしてといったように計画的にやっているのであれば素敵だなと思いますね。
女性が夢を叶える方法
登山中の南谷さん。ほぼ崖です!!!

common編集部

南谷さん

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※振袖を着て、ステージ上でスピーチを披露。2015年の畠山愛理さん以来2人目の選出となった

南谷さん
私が好きだなと思う方はみんな口角が上がってる。口元には、前向きさや明るさが現れると思うんですよ。

common編集部

南谷さん
まずは大学という山から滑落しないことですね(笑)。今は学業に専念する時だなと思っているので、たくさん勉強したいなと思っています。あとは自分のルーツである東北に戻っていろいろ活動をしたいですし、自分のプロジェクトも活性化させていきたいです。
登山で言えば、世界で最も景色が美しいといわれている、ネパールのアマ・ダブラムという山に登ってみたいですね。仲間と一緒に日本の百名山にも登りたい。山に登って温泉に入るということもしてみたいですね!

common編集部

南谷さん
途中で夢を諦めてしまうのは、叶えるまでの過程で現れる“見えない山”が大きく立ちはだかって、心が負けてしまうからだと思います。
でも、現実にあるどんなに高い山でも一歩一歩の積み重ねで山頂に到達することができます。“見えない山”も同じ。小さなステップで、どんなに時間がかかっても進んでいれば、いつか必ず目的地に辿り着くと私は思っています。
これからは山だけでなく海にも活動の場を広げたいと話していた南谷さん。今後のご活躍も応援しています!
彼女の生き方は、悩んでいるだけじゃ何も変わらない、行動力こそが未来を切り開く力になるということを教えてくれました。そして、登山家でない私たちだって明日に保証はないこと、だから毎日をもっと悔いなく生きるべきだというメッセージも・・・。これからの人生を、より強くより幸せに生きていくヒントにしてみては?
取材・文:菊野理沙
編集:common編集部
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