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【医師監修】冷える、疲れる、太る。「低体温」は自律神経の乱れが原因!改善法は?

2018.12.27

辛い冷えや疲れ、太りやすい体質の原因となっている低体温。気が付いているけれど、放置しているという方も多いはず。減量外来ドクターの工藤 孝文(くどう たかふみ)先生によると、低体温は自律神経の乱れと深い関係があるんだとか。そこで今回は、自律神経を整えるコツを教えていただきました。

低体温の女性が増加中!低体温のデメリットとは

あなたの平熱は何度でしょうか。「36度以下です。」という低体温の方が非常に増えてきています。辛い冷えを感じている方も多いのでは?単に体温が低いだけと思うかもしれませんが、低体温は免疫力を低下させ、さまざまな病気の原因になり得ます。風邪をひきやすい、疲れやすいといった悩みも低体温が引き金になっていることが多いです。

低体温は基礎代謝を下げてしまうので、ダイエットにも悪影響です。あまり食べていないのに太ってしまうと悩んでいる方は、低体温ではないか疑ってみましょう。最新のダイエット法に挑戦する前に、体温を上げる工夫をした方が良いかもしれませんよ。

理想的なのは、平熱が36度6分以上であること。免疫力が高く、とても健康な状態です。ですが、20代~40代の一般の女性ではなかなか見られない数字ではないでしょうか。多くの女性が平熱は36度ぎりぎりという状態です。

低体温は自立神経の乱れが原因!

不眠の女性

低体温になる原因は多岐に渡ります。ダイエットをして食事の量を減らしていたり、いつも薄着で身体を冷やしていたりすると体温は下がってしまいます。

その中でも今回注目して欲しいのが、自律神経の乱れによるものです。

自律神経は交感神経と副交感神経の二つからなり、交感神経は活動中、副交感神経はリラックスしているときに優位に働きます。外的・内的要因に応じてバランスを変え、身体のさまざまな機能をコントロールしていますが、その中の一つに体温があります。

例えば、暑い時には副交感神経が働き、血管を広げ、身体に溜まった熱を逃がします。反対に寒い時には、交感神経が働き、血管を収縮させて熱が身体から逃げるのを防ぎます。

しかし、生活習慣の乱れやストレス、過度にショックな出来事などが起こり自立神経のバランスが崩れてしまうと、このような体温調整が上手くいかなくなってしまうのです。

自立神経の乱れをチェック

女性の脚

こんな症状がある方は、自立神経が乱れてしまっているかもしれません。当てはまることがないか、チェックしてみてください。

・夜上手く眠れない
・イライラする
・日中に眠気に襲われる
・手足が冷えている
・ほてりがある
・すぐに疲れる(呼吸が浅い)
・目まいがする

低体温を改善!自立神経を整える方法

リラックスする女性

低体温から抜け出し健康な体を手に入れるために、自律神経を整える生活を意識してみましょう。体質を改善するには積み重ねが大切です。出来ることから始めてみてください。

・リラックスする時間を作る

忙しい現代女性が自立神経のバランスを整えるために必要なのは、リラックスする時間を作るということです。1日の内に10分でも15分でも良いので、気持ちを落ち着ける時間を持ってみましょう。その時、スマホからは目を離すこと。ブルーライトの刺激は交感神経を刺激します。眼精疲労を癒すためにも、遠くを見つめ、ただボーっとするのがおすすめです。

・朝日を浴びて朝食を摂る

通常、夜になるとメラトニンという副交感神経を優位にさせるホルモンが分泌されることで眠くなります。しかし自立神経が乱れていると、メラトニンの分泌が抑えられてしまいます。メラトニンを分泌させるには、朝起きたら朝日を浴び、朝食を食べ、体内時計を切り替えることが大事。また、休日でも遅くまで眠り過ぎずに、朝起きる時間を一定にすることも意識してみましょう。

・深呼吸をする

人は、緊張状態のとき呼吸が浅くなってしまっています。それが疲れが抜けない原因になっていることも。副交感神経を優位にするために、ゆっくり深呼吸をしてみてください。深呼吸は最低でも5回。ほんの30秒もあれば十分できることですが、この時間さえもどかしく感じる方は交感神経が働き過ぎなので注意してみましょう。

・お風呂に入る

湯船につかるのもリラックスするのに最適です。熱いお湯ではなく38~40度くらいのお湯で体を温めましょう。体温が上がり、再び下がるときに眠気がやってくるので、眠る前に入っておくとスッと眠りに落ちることができますよ。反対に目を覚ましてシャキッとさせたい朝には、熱めのシャワーを浴びるのがおすすめです。

・ウォーキングをする

激しい運動は交感神経を優位にしますが、軽度の運動はリラックスに効果があります。景色を見ながらウォーキングをする程度の運動は、自立神経の乱れにも良いですし、単純に運動することで血行が促進されるので低体温の改善にも効果的です。運動不足の方は、ウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。

自立神経はバランスが大事

副交感神経を優位にする方法をご紹介しましたが、常に副交感神経が優位な状態ではいけません。大事なのは、バランス。日中は活動をして交感神経を優位にさせ、帰宅したら、就寝に向けて副交感神経を優位にさせるような習慣を取り入れていきましょう。

自律神経が整えば、体温調整が上手くいくようになり低体温を改善されていきます。

 

あなたの低体温の原因は、自律神経の乱れにあるのかもしれません!低体温は辛い冷えやむくみを感じるだけではなく、代謝を低下させダイエットの妨げにもなっているので放っておくのはNGです。日々の習慣を見直して、自立神経を整えていきましょう。

工藤 孝文

福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。帰国後、大学病院、地域の基幹病院を経て、現在は、福岡県みやま市の工藤内科で地域医療を行っている。糖尿病・ダイエット治療・漢方治療を専門とし、NHK「ガッテン! 」、日本テレビ「世界一受けたい授業」、フジテレビ「ホンマでっか! ?TV」へ肥満治療評論家・漢方治療評論家として出演するなど、メディア出演多数。日本内科学会・日本糖尿病学会・日本肥満学会・日本抗加齢医学会・日本東洋医学会・日本女性医学学会・日本高血圧学会・小児慢性疾病指定医。 (工藤孝文 著書

text:common編集部

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