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元プロサッカー選手。僕が“サラリーマン代表”として大会に挑み続ける理由(芥翔真)

2018.7.25

フィットニスタとcommon編集者が対談し、フィットネスの魅力をcommon読者にたっぷり伝えるこの企画。今回は、7/1に日本初開催された「第一回FITNESSSTAR JAPAN 2018」の【Men's fitness model】tall 178cm〜部門で2位を獲得した芥 翔真(あくた しょうま)さんを取材しました。

フィットネスをライフスタイルに取り入れて楽しんでいる方、すなわちフィットニスタに話を聞いて、フィットネスの魅力をcommon読者の皆様に伝えたい!

そんなcommon編集部一同の想いから、今回はアラサーで独身、そして自分にとてつもなく甘い女・common編集者Sが、男性フィットニスタの芥 翔真さんにお話を伺ってきました。

え?ただのサラリーマンって本当?一体彼は何者なの?

チームヒロディのメンバー・芥 翔真さんは、日本一夏が似合う男女を決める『サマースタイルアワード』スタイリッシュガイ176cm〜部門で、昨年から2年連続4位に入賞しているフィットニスタ。

その外見から、職業はジムのトレーナーさんなどスポーツ関連のお仕事では?と思い込んでいたのですが、本人いわく“ごく普通のサラリーマン”なんだとか!

え?本当に・・・?サラリーマンなのに、どうしてそんなにいい身体をしているの!?気になるあれこれを、徹底調査してきました!

元プロサッカー選手!18歳で単独オランダへ

——芥翔真さん、今日はよろしくお願いします!あの・・・いい意味で、その身体はただのサラリーマンには見えないのですが・・・。

芥翔真

今はサラリーマンなんですけど、元はプロサッカー選手でした。18歳でヨーロッパに渡って、20歳からプロのサッカー選手としてプレーしていました。大学を卒業する年の22歳で引退し、帰国後すぐに不動産業に就きました。

——え!プロサッカー選手だったんですか!何だかいろいろ納得です。でも、22歳で引退って早い気がするのですが、どうして引退したのですか?

元々Jリーグのユースチーム(高校生世代)でプレーしてたんですけど、プロには上がれなくて。親は大学に行って欲しかったみたいなのですが、自分はどうしてもオランダでサッカーを学びたかったんです。親からは、『同い年の子たちが大学を卒業するまでの4年間で芽が出なければやめろ』と言われていたので、それを覚悟でオランダに渡りました。

芥翔真

その時はプロではなくて、サッカーの指導者になりたいと思っていました。指導者になるにも経験が必要だと思ったので、オランダに行ってすぐアマチュアトップリーグに所属したんです。アマチュアトップリーグというのは、プロリーグの1部、2部の下に当たる、いわゆる“セミプロ”になりますね。そこのいいチームだと、同年代のサラリーマンの月収の2倍くらいはもらえるんです。そのアマチュアトップリーグで2年間移籍を繰り返しながらプレーしていました。

——知らない土地に単独で行って2年間もプレーするなんて、すごいですね!

でも、アマチュアトップリーグって、結局はプロじゃないんですよ。やっぱりプロになる夢を捨てきれず、“自分はプロだって胸張って言いたい!”と思っていた時、ちょうどエストニアから『プロチームのテストを受けないか?』という話があって。すぐにエストニアへ渡りプロテストを受けました。テストには合格できたので、そこでようやくプロデビューをしました。半年でポーランドへ移籍してプレーしたりしていたんですけど、やっぱり日本じゃ無名でしたね。

そんなこんなしていたら4年経っちゃって、どうしようかなって考えたんです。そこからダラダラ5〜6年続けることはできたと思うんですけど、5年経って次の仕事に切り替えるのと、22歳の今切り替えるんだったら、今の方がいいかなと思って。

帰国後、サッカーとは距離を置きサラリーマンの道へ

——そこでスッパリ辞められたんですか?

芥翔真

いや、まだまだやれたのにっていう悔しさが実はあって。2014年の冬に引退をして、その年にW杯があったんですけど、一試合も見れなかったですね。サッカーと距離を置くようになって、夜のサッカーニュースさえも見れなくなりました。やっと吹っ切れて見れるようになったのは、去年くらいですね。

——そうだったんですね。プロを引退して、サッカー関係の仕事はしなかったんですか?

サッカー関係で『うちおいでよ』って誘ってくれていたところは結構あったんです。でも、その道の仕事は選びませんでしたね。

帰国後すぐ不動産業に就きました。きっかけは、引退すると決断してすぐに、デザイン会社に連絡したこと。“サッカー選手辞めてデザイナーってカッケーな”っていうイメージだけで。(笑) デザイン会社の人と会った時に『うちで働いて欲しいけど、芥くんにどうしても会いたいっていう人がいるから、1回だけ会ってくれないか?』って言われて。それで出会ったのが、不動産会社の社長でした。

社長に、“営業の一番下の年収と一番上の年収を、正直に教えてくれませんか?”って聞いたんです。ポーランドでは結構年収もらっていたので、やっぱり年収が高いほうがいいなぁって思って。その時の不動産会社の社長の話で、頑張れば稼げることがわかったので、不動産会社に入ることに決めました。

——え、いきなり給料のこと聞いちゃうなんてすごいですね!大事なことですけど、なかなか聞けない気が・・・。

ヨーロッパに住んでいた時、言いたいこと言わないと伝わらない世界だったせいかなぁ。最初は、給料の交渉もボスと自分だけでやっていて。『1点ゴール決めたら○○ユーロ』って言われて、“いやいやもっともらえるでしょ!”みたいな、そんなことやってたんで。今の仕事に役立っている部分もありますね。

勝てると思ったのに全く通用しなかった。負けず嫌いの性格に火が

——身体作りにはいつ頃から目覚めたんですか?

学生の頃からずっとジムには通っていたんですけど、2年前の春からボディメイクに興味を持ち始めました。同じジムに通っている方が『ベストボディジャパン』に出場していて、そういう大会があるんだ、と知ったことがきっかけです。それで金子賢さん主催の『サマースタイルアワード 』を知って、“出場したい”と思うように。その年の11月に『ノービス』という、新人戦みたいな大会があるのを知ったんで、とりあえずそれに出てみようと思い、半年程身体づくりをして挑みました。

※ベストボディジャパン…健康的な身体を競う健康美コンテスト
※サマースタイルアワード…日本一夏が似合う男女を決めるコンテスト

芥翔真

その時はだいぶ調子に乗っていて、“優勝はできなくても、まぁ10位以内にはイケるかなぁ”と思っていたんです。自分の周りの小さなコミニュティだと、いい身体をしていた方だったんで。出場人数が50人超えていたのですが、余裕で予選落ちして。そこで負けず嫌いの性格に火がついて、本気でトレーニングに励みましたね。おかげで去年は4位に入賞することができました。それから身体づくりはずっと続けています!

——でも、筋トレって辛くないですか?どうして続けられるんですか?

辛いですよ、重い物持ちたくないし。でも、トレーニング自体は辛いけど、目に見えて変化が出るじゃないですか?人からはわからなくても、自分では“ちょっと張ってる”ってわかったり。それが楽しいですね。

“サラリーマン代表”として大会に挑む気持ち

——あぁ、見習わなければ・・・。今後の目標は?

芥翔真

フィットネスの大会で優勝したいとか、実はあんまりなくて。年一回は出たいと思っているんですけど。ていうのも、出るなら中途半端な身体じゃ出られないじゃないですか、応援してくれる人もいますし。普段は接待が週1〜2であったり、社員旅行で海外へ行ったり、どうしても不摂生な生活になりがち。それが大会前になると、食の大切さを知るんです。インドの断食の時みたいな感覚じゃないですけど、年一回出ておけば、食の大切さなどを忘れないなと思って。

芥翔真

予選は格好つけるために通過したいんですけど、特に優勝したいっていう強い気持ちはないんですよ。他の出場者たちはモデルだったり、トレーナーだったり、いい身体をしてなくちゃいけない人ばかり。その中で、自分は“サラリーマン代表”みたいな感じで出れたらなぁ、と。サラリーマンでも、ここまで工夫と努力でできるんだ、というのを少しでも見せられたらと思っています。

掃除も事務作業も、楽しむことを大切に

——芥翔真さんが人生で大切にしているポリシーってありますか?

高校の時の恩師に言われた『楽しめ』という言葉を大切にしています。例えば、『楽しそうに掃除している人と、つまんなそうに掃除している人、周りが見て、どっちがいい気持ちになるか?』っていう話を昔されたことがあって。

仕事していても地味なことって結構多いんですよ。不動産って派手なんでしょ?って思われがちですけど、結構事務作業も多いし、役所往復して調査したり、夜遅くまで仕事したり、税金の計算を何度もし直したり。そういうのを辛そうな嫌そうな顔でやってると、周りも暗くなったりしますよね。だからいつも楽しんで、“これやったら歩合給はいるのかぁ”とか、常に楽しくなることを考えています。

芥翔真

運気とかを結構気にするほうなんです。トイレや玄関は綺麗に掃除をした方が運気が上がるとか、ゴミ箱の蓋はちゃんと閉めるといいとか。トイレ掃除しながらも“今俺運気あがってるわぁ〜”って思いながらやったりしていますね。下の子にはやらせたくなくて、“掃除機かけておいて、トレイは俺がやるから”って言っています。

——素敵な考え方だと思います。サッカー選手として活躍されていたのに、すごく謙虚ですよね!

傲慢になっちゃいけないな、と思っています。エストニアでプレーしていたときに、町にはサッカーチームが2つあったんですけど、僕がいたチームは弱い方で。町の人のほとんどは、強い方のチームが好きだったんですよ。

だから僕がいたチームの試合には人が入らなくて、観客動員できないからお金もなくて、スポンサーもつかなくて大変だったんです。サッカー選手も人気商売なので。だから、選手でボランティアとか学校訪問とかしていましたね。

あと、40歳の元ラトビア代表のレジェンドって言われている選手が同じチームにいたんですけど、すごい厳格で、軍人みたいな人だったんです。自己主張しないで周りを気遣っていて。格好いいなぁと感銘を受け、目標にしている部分はありますね。

フィットネスは合理的!体力を増やせばもっと色々できる

——素晴らしいですね。見習いたいです!最後に、common読者へ向けて何か一言いただけますか?

フィットネスってすごい合理的だと思うんですよ。『仕事で疲れてジムに行く気が起きない』ってみんないうじゃないですか?でもよく考えて欲しいんですよ。今の自分の体力が100あるとして、ジムに毎日行くことによって、確かに疲れはしますけど、体力が105、110、120に増えていくわけじゃないですか?

芥翔真

例えば仕事で毎日80疲れるとして、100の体力で80疲れるのと、120で80疲れるのとは割合違いますよね。疲労度が違うんです。体力が200になった時に80しか疲れなかったら、もっといける!と。これって、すごい合理的だと思うんですよね。確かに一時的には疲れると思うんですけど、長期的に見たら疲れなくなるわけだから、フィットネスはやったほうがいいです!

 

芥翔真さん、ありがとうございました!サッカー選手という経歴を持っていながらも謙虚でいる姿勢、素晴らしく尊敬します。最後には、男性ならではの目線のアドバイスもいただきました。確かに体力が増えれば他にやれることも増えそう・・・。芥翔真さん、これからも楽しくフィットネスやお仕事続けていってくださいね!

芥翔真

芥 翔真

18〜22歳までをヨーロッパで過ごし、プロサッカー選手として活躍。帰国後は不動産の道へ。2年前からボディメイクを始め、夏が一番似合う男女を決める『サマースタイルアワード 』の、スタイリッシュガイ176cm〜部門では、忙しい会社勤めをしながらも2年連続4位に入賞している。
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TEAM hirody(チームヒロディ)

チームヒロディとは、世界各国のフィットネスウェアやギアをセレクトし提供することを通じて、様々な目的やライフスタイルのもとに"Work Out"に励むすべての人をサポートしていく。 チームヒロディーのメンバーには、プロボクサーの武尊(たける)さんや、モデルのゆんころさんなどが在籍。 さらに7月には、TEAM hirodyのメンバーが集結するフィットネスイベント「TEAM hirody WORK OUT LIVE」が東京お台場で開催されます。アジア最大級規模の1万6千人で、EDMのリズムに乗ってクラブで踊っているかのようにライトなフィットネスプログラムを体験できる。詳しくはチームヒロディHPまで。

text:Eri Sakata

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