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【カリスマメンタルコーチ直伝!】ダイエットを継続させるマインドづくりの極意

2019.5.21

ダイエットが続かずいつも成功しない・・・そこにはマインドが関係しています。では、一体どのようなマインドを持ち合わせれば良いのでしょう。今回は、メンタルコーチのワタナベ薫さんにダイエットを継続させる極意を聞いてきました。

なぜダイエットは継続できないのか

ダイエットを試みたことがある人であれば、誰しも一度はぶつかったであろう「ダイエット継続断念」の壁。糖質制限やトレーニングなどダイエットに有効なノウハウは、いまやネットでも手軽に仕入れられますが、実践するかどうかは自らの意志ひとつです。

ダイエットが続かずに、目標体重まで減量できなかったりリバウンドしたりすると、せっかくの努力も水の泡・・・。

では、どのようなマインドを持ち合わせれば、ダイエットを継続させることができるのでしょうか。

今回は美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など、女性が内面外面からキレイになる方法を独自の目線で分析しているメンタルコーチのワタナベ薫さんに極意を聞きました。

ワタナベ薫

知らず知らずのうちにダイエットを失敗に導く「後ろ向きな動機」

ダイエットに一度でも失敗すると、そのときの思い込みが根付いてしまいます。そのため、口では「ダイエットしたい」と宣言しても、本心はなかなか前向きになれないものです。

では、なぜ失敗したのかというと、大きな理由のひとつとして考えられるのは、「すぐ目に見える結果」にこだわるからです。「〇〇するだけ簡単ダイエット」や「ながらダイエット」が流行るのは、その顕れだと思います。

でも、ダイエットはそんなに早く結果が出るものではありません。短期間で結果が欲しいという人は過剰な期待があるので、「こんなに頑張っているのに何ですぐに痩せられないんだろう」と気持ちが揺らいで諦めに向かってしまうもの。

つまり、短期間でとにかく痩せたいという曖昧な動機自体が、ある意味で「後ろ向きな動機」になってしまっていると言えるでしょう。ダイエットは長距離マラソンだということを心に留めて、短期間で結果を求めようとする気持ちを捨てるべきです。

たとえ1カ月で体重が減らなくても、とにかく3カ月は続けてみること。体重計に乗るたびに一喜一憂せず、また、「これで結果が出るのかな」とか「やり方変えてみようか」などと“判断”しようとせずに、ただただやってみることが大切です。ダイエットのセオリーに則って習慣化してしまえば、3年経てば必ず変化があるはずです。

気持ちを奮い立たせる「強い動機」を見つける方法

では、どのような動機を原動力にすればいいのか。極端な話、「脂肪肝なので痩せないと数年で死にます」と医者から言われたとなれば、命にかかわることなのでほとんどの人が真剣に取り組むはずですよね。

それくらいの動機があれば、自然と行動が変わりますが、ダイエットでそこまで強い動機が存在するケースは少ないものです。だからこそ、「ダイエットをする目的を明確にすること」が大事なのです。

たとえば、「5kg 痩せる」という目標を設定したときに、「なぜ5kg 痩せたいのか?」を深堀りしてみてください。「綺麗になりたいからです」が結論だとまだ弱いです。

「なぜ綺麗になりたいの?なぜ綺麗にならなきゃいけないの?自分にとっての綺麗とは一体何なの? じゃあ、本当に綺麗になる必要あるの?」と自問自答してみてください。そこで出てきた答えに自分自身が本心から納得して、はじめて継続の道が拓けるはずです。それをうやむやのままにしてダイエットをはじめると、フェードアウトしてしまう確率が高くなると思います。

ちなみに、メンタルコーチングにおいても、何かをはじめるときには決意表明をしていただきます。しかし、なかには口ごもってしまい明確に決意を示せない人もいます。なぜはっきり言えないかといえば、逃げ道を作ろうとしているからに他なりません。強い動機をベースに「何が何でもやるぞ!」というコミットメントを自分の中で確立させることで、逃げ道を潰すことができるはずです。

8kgのダイエットに成功したのは「不快感」を刺激されたから

ワタナベ薫

人間の動機付けや行動変容を促す感情は、「快」「不快」のどちらかしかありません。「綺麗になりたい」は美しくなったことで得られるベネフィットを期待しているため「快」ですが、「贅肉だらけの身体は嫌だ」というのは「不快」な感情です。この2つを自分の中に持っておくことが、ダイエットの動機を補強するポイントでもあります。

かくいう私も、半年間で8kgのダイエットに挑戦したことがあるのですが、そのときは不快な感情を刺激するショック体験がありました。

ある時期、Lサイズのボトムじゃないと入らない体型になっていたのですが、自分では“太っている”とは思っていませんでした。しかし、ちょうどその頃に通い始めたウォーキングトレーニングで、トレーナーさんの姿と自分の姿と見比べたときに、「私の足ってなんて醜いの!」と、とてつもなくショックを受けたんです。

それが動機になって、毎日2ヶ月間、DVDを見ながら30分のエクササイズを続けて8kg痩せました。このように、快だけではなく不快な感情を武器に、自らを奮い立たせることも有効だと思います。

ダイエット継続で得られる「他の効果」にも目を向けて

ダイエットを続けると痩せるだけではなく「ひとつのことを成し遂げられた達成感」を得られます。この力は生きていくうえでの大きな糧になります。ダイエットで継続力を身につけたら、新しい習慣をスムーズに取り入れられるマインドに変わっていくんです。たとえば、英会話など習慣化が成長のポイントになるような習い事にも波及していきます。

継続力がプラスに伝染することで、もし隙間時間ができたら「この10分の間に何かしよう」というように、無駄を省くことなどを継続して意識できるようになります。つまりマネジメント力にも関係してくるんです。

ダイエットをきっかけに一番大きく変化するのはメンタルの強化ではないでしょうか。ダイエットを契機に人生や仕事への向き合い方が変わる人もいると思います。ぜひそうしたマインドの変化といった副次的効果も期待しながら、ダイエットに取り組んでみてください。

 

 

ワタナベ薫

ワタナベ薫

1967年生まれ。作家、ブロガー。株式会社WJプロダクツ及び株式会社Kaoru代表取締役。美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など女性が内面、外見から綺麗になる方法を独自の目線で分析して、発信しているライフコーチ。過去には幾冊ものベストセラーを出版し、主な著書に「なぜかお金を引き寄せる女性39のルール」「運のいい女(ひと)の法則」「成功している人だけが知っている本当の引き寄せの法則」などがある。
ワタナベ薫オフィシャルブログHP

text:末吉陽子

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