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今人気の雑穀米が女性におすすめな理由は?雑穀米に期待できる効果と雑穀の起源とは

2018.7.2

近年、雑穀は栄養素の高さから注目を集めています。 雑穀には定義がなく、作物に対して「雑穀」と呼ぶものも定まっていません。 時代、国、土地によって、雑穀と呼ばれる作物は異なります。
しかし、一般的には米と比較をすると小粒であり、胚芽が多いことが特徴です。 胚芽が多いため、ミネラルやビタミンなどが豊富に含まれる作物です。 そのため、雑穀米は女性を中心として、ダイエットや美容ケアなどに効果が期待できると利用され、人気と注目度が上がっています。

雑穀の起源

雑穀は日本だけではなく、世界中の様々な地域で栽培されています。 古代から存在している雑穀には沢山の種類がありますが、どの雑穀もユーラシアやアフリカが起源であるといわれています。

・作物から見る雑穀の起源

最古の作物は、中東で栽培されていた大麦と小麦であるといわれています。 これらは紀元前8,000年~10,000年前の遺跡から発掘されたことによるデータです。 中国ではおよそ紀元前4,000年前の遺跡から雑穀が発掘されています。 この際に発掘された雑穀はアワです。 朝鮮半島では、紀元前7世紀ころの遺跡から、雑穀の種子が見つかりました。 見つかった種子はヒエです。 雑穀については研究された例が少ないため、詳細は不明であるという点も特徴です。 しかし、発掘された大麦、小麦、アワやヒエなどから、稲と比較すると早い段階で栽培が始まっていたことだけは明らかにされています。

・それぞれで確立された雑穀

ユーラシアとアフリカが起源であるといわれていますが、その中心はインド、東アジア、サハラ砂漠からエチオピアにかけてです。 ユーラシアが起源であるとされる主な雑穀は、アワ、ヒエ、キビ、ハト麦などです。 アフリカが起源であるとされる主な雑穀は、シコクビエ、モロコシ、トウジンビエであると考えられています。 ユーラシア、アフリカとそれぞれの地域で各雑穀を使用した食文化が確立されました。 その後、海外へと渡り世界中に広まります。 現代の日本で馴染みのある雑穀は、ユーラシアが起源のものが多いことも分かります。

・食文化とともに根付いた雑穀

起源は古いものの、現代でも限られた地域でのみ栽培されている雑穀もあります。 研究によって分かっている種類は、インドのサマイやコトです。 また、エチオピアやアフリカにも、地域の食文化と深い関わりがある雑穀の栽培が継承されています。 独特の食文化が受け継がれ、現代も守られているという証拠でもあります。

雑穀米が見直されている理由

食料が不足していた時代、白米に雑穀を混ぜて食べる雑穀米が一般的でした。 白米を十分に食べる事ができなかった時代に、ミネラルやビタミンを摂取していたという事です。
その後、欧米の食文化が広まり、日本の食文化も大きく変化をします。 パンインスタント食品などが広まり、脂肪分やタンパク質の多い加工食品が中心となりました。

反面、ミネラルやビタミンが不足しています。 アトピー性皮膚炎や食物アレルギー、子供でも生活習慣病の症状が出るなど、健康を害するケースも増えました。 一概に食文化の変化であるとはいえないものの、大きな要因であると考えられています。

そこで、食生活の改善により安全で健康な生活を取り戻すため、雑穀の存在が見直されているのだと考えられます。

・雑穀米で期待できる効果

女性を中心として流行し、全国的に雑穀米が見直される理由となったのは、ダイエットや美容に効果が期待できるという点です。
雑穀には質の良いタンパク質や食物繊維、ミネラルとビタミンが含まれています。 バランス良く摂取できるため、現代人の食生活の乱れを改善することに繋がるとして注目を集めています。
さらに、雑穀にはアトピーや食物アレルギーなどの症状を抑える、腸内環境を整えるといった健康ケアにも効果が期待できます。

・食べ方を工夫しやすい

日本で古くから食されている雑穀ですが、食べ方を工夫しやすく飽きずに食べる事ができる点も魅力です。
歴史の中でも白米と混ぜて食べる雑穀米が一般的でした。 現代で最も多く食されている方法でもあります。 お粥にするなど、主食として食べる他、お菓子やパンに混ぜて食べるという方法も人気です。 欧米の食文化に取り入れる事も可能であるという事です。
味の変化を楽しむだけではなく、雑穀米を食べることで懸念されている栄養の偏りもカバーすることに繋がります。

雑穀が見直される理由となった成分

雑穀の価値が見直される理由として、食品の栄養素を見直すという点に注目が集まっている事が挙げられます。 雑穀には、色素のポリフェノールや食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富といった、栄養価の高さ、機能性が注目されています。

雑穀の種類によって異なるものの、ポリフェノール、鉄分、ビタミンE、カリウムなどが含まれています。 悪玉コレステロールを抑制する、ビタミンB6、カリウム、亜鉛などを含む雑穀もあります。 雑穀は1種類だけを食すケースは少なく、いくつかの種類を混ぜて食事に取り入れます。 そのため、非常に多くの栄養素を手軽に摂取する事ができる点が魅力です。

 

近年、雑穀の価値が見直されており、沖縄の離島から北海道まで、雑穀を中心として栽培するケースも増回しています。 これまで白米を栽培していた場所で、雑穀の栽培を行っています。 国内で栽培される雑穀は無農薬にこだわっているものも多く、人気を集めています。

健康志向によって注目された雑穀は、今後栽培されるケースが増えるのではないかと予想できます。雑穀は変化してしまった日本人の食文化を改善することにも繋がるでしょう。

text:common編集部

Posted by admin