中華料理の中でも、日本料理のおこわや炊き込みご飯に似ているということから人気の一品である中華ちまき。ちまきは中国語では粽といい、中国では毎年旧暦の5月5日に食べられる中華料理です。日本では、端午の節句などで食べますよね。ちまきはもち米を使って作られているため、その食感はもちっとした仕上がりで子どもにも人気です。柏餅のように、お菓子感覚で食べる人も多いようです。551蓬莱や横浜中華街といった本格中華料理店のちまきが人気ですが、最近ではファミマでも販売されており、通販や冷凍、さらには自宅で炊飯器を使って作る人も増えているそうです。今回は、ちまきのカロリーを中心に中華料理のカロリーについてご紹介します。
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ちまきのカロリー
中華ちまき（1個あたり約116ｇ）約181kcal
中華ちまきは、ご飯のほかに豚肉、干しシイタケ、にんじん、ラード、ごま油、しょうゆなど、様々な食材が使われています。ちまきは中華料理のひとつで、見た目は、日本のおこわによく似ています。ちまきは中華専門店や冷凍食品で食べることもできます。
ファミマにもある！中華ちまきのカロリー
ファミマでは、2019年から新商品として中華ちまきが販売されています。ファミマの中華ちまきのカロリーは次のとおりです。
中華ちまき（1個70ｇ）137kcal
ファミマの中華ちまきは、もち米と鶏肉、五目野菜が入った本格派。その見た目も竹の皮で包まれた風格のあるちまきです。竹の皮をはがすと、中身は湯葉で包まれた棒状の独特な中華ちまきとなっていて、数量限定ですがお値段も量もお手頃なのが魅力ですよ。
551蓬莱ちまきと中華料理のカロリー
中華料理は、油を多く使う料理なのでその分カロリーも高めです。ちまきにも、ラードという豚の油が使われています。ここからは、大人気551蓬莱のちまきのカロリーをはじめ、豚まんや甘酢団子など、その他の中華料理のカロリーも見ていきたいと思います。
551蓬莱ちまきのカロリー
豚肉・栗ちまき（1個110ｇ）260kcal
鶏・うずらちまき（1個110ｇ）240kcal
海鮮ちまき（1個110ｇ）231kcal
551蓬莱のちまきは、本物の竹の皮で包まれていて、大きめの具を使った季節感たっぷりのちまきです。豚、鶏、海鮮の3種類に分けられているので、好みに合わせて選ぶことができます。ボリュームもカロリーも結構あるので、主食として食べても十分満足できるでしょう。
551蓬莱豚まんのカロリー
豚まん（1個130ｇ）292kcal
中華料理のなかでも手軽に食べることができて馴染みがある中華まん。551蓬莱では、ちまきに劣らず大人気の豚まんですが、1個あたりのカロリーはそれなりにあります。ボリューム満点なので、ダイエット中の間食として551蓬莱の豚まんを食べるなら、誰かとシェアして半分ずつ食べるのもいいですね。
551蓬莱甘酢団子のカロリー
甘酢団子（10個300ｇ）636kcal
お惣菜でも人気の甘酢肉団子は、絶妙な味付けがたまらない中華料理の一品です。ついついご飯が進んでしまう絶品おかずですが、ちまきとセットで食べると、かなりの高カロリーになるので注意しましょう。
比較的カロリーの低い中華料理はどれ？
高カロリーなメニューの多い中華料理のなかで、比較的カロリーが低い中華料理のメニューはどれなのか調べてみました。棒棒鶏は、油をたっぷり使う中華料理の中で珍しく、鶏肉を茹でた肉料理です。棒棒鶏1食あたりのカロリーは、約250～300kcalと中華料理のなかでは比較的ヘルシーな料理ですよ。また、海鮮炒めや空芯菜は、肉を使わずに野菜や魚介類など、低カロリーの食材を使っているので、肉の炒め物に比べてカロリーは低めです。
中華料理のなかでさらに低カロリーなのが、酢の物。クラゲの酢の物はきゅうりやクラゲといったほぼ水分でできたヘルシーな食材を使っています。1食あたりのカロリーは約50kcalで、中華料理の前菜としておすすめです。
横浜中華街のちまき！限定販売も
中華料理店が終結した横浜中華街では、端午節に合わせて様々なちまきが限定販売されています。日本では端午の節句にちなきを食べますが、中国でも旧暦の5月5日にちまきを食べる習慣があります。横浜中華街で人気の限定ちまきをご紹介します。
＊采香新館 塩漬けたまご入りの五目ちまき
＊源豊行 中華ちまき
＊龍鳳酒家 広東式ちまき
＊ちまき屋 チマキ・レギュラー
どれも、竹の皮を使用し、広東式、台湾南部式、家庭伝統といった、それぞれの中華料理店独自の中華ちまきとなっています。気になるカロリーは公表されていないのでわかりませんが、どのちまきも大人気ですよ。
中華ちまきは炊飯器で作れる！？
中華ちまきを自宅で作るには、もち米や沢山の具材、さらに蒸し器や竹の皮など、様々材料を用意しなければいけませんし、自宅で作るには作り方も難しそう…と避ける方が多いでしょう。ですが、料理研究家で有名なコウケンテツさんのレシピでは、炊飯器で簡単にちまき風おこわが作れると紹介されていました。
＜炊飯器で作れるちまき風中華おこわのレシピ＞3～4人分
【材料】
もち米…2合
焼き豚肉（チャーシュー）…100ｇ
干しシイタケ…4個
甘栗…6個
うずらの卵…6個
にんじん…1／2本
調味料
オイスターソーズ…大さじ2
砂糖、ごま油、しょうゆ、酒…大さじ1ずつ
【作り方】
１．もち米は、洗って30分ほど水気をきっておく
２．干しシイタケは軽く洗い、砂糖少々（分量外）を溶かしたぬるま湯に30分ほどつけておく（もどし汁は捨てずに1カップ分取り分ける）→石づきを取り、4等分する
３．焼き豚肉、甘栗、にんじんは、食べやすい大きさに切る
４．炊飯器にもち米、もどし汁、調味料を混ぜ入れ、2カップほどの水を加える。（おこわの目盛りがあれば、その分量の水を加える）
５．他の具材を乗せて炊き、炊き上がったら全体をさっくりと混ぜて完成！
カロリーは、1人分あたり426kcalほどです。材料は、お好みで調整できるので季節やその日手に入る食材でも、良さそうですよ。また、水加減が難しい場合には、通常の水加減より少なめにして、炊飯後にもち米の固さをみて、保温しながら調整もできます。
＜炊飯器で中華ちまきを作る5つのポイント＞
①できるだけ手に入りやすい食材でうま味を出す
中華ちまきの食材には、肉類・魚介類、甘栗、卵なの様々な具材が使われています。自宅で簡単に作るには、干しえびや干しシイタケ、きのこ類、余った肉類などを使うことで安く美味しく仕上がります。
②調味料は中華調味料を使う
中華料理でよく使う調味料は、中華の素や鶏ガラの素、オイスターソース、ごま油など。スーパーや業務スーパーなどで簡単に手に入るので、自宅で作る際にも中華調味料を使って一味加えると風味豊かな中華ちまきになります。具材が少ないときも、中華調味料を使ってうま味をカバーしましょう。
③水加減と保温時間が重要
もち米は、通常のお米と比較して、水分を吸水しやすいです。水加減は1カップに対して約1.2倍（180cc）が適量と考えましょう。もち米の炊飯機能がない炊飯器であれば、炊飯後の蒸らし時間に注意して、もち米が柔らかくなりすぎないようにします。蒸し器で作る場合と作り方が異なるため、注意が必要ですよ。
④竹の皮の代わりにラップで包む
竹の皮は、ちまきの香りを一層引き立ててくれますが、本物の竹の皮を使って自宅で中華粽を作るとなると、ちょっとハードルが高いですよね。炊飯器で中華ちまきを作ったら、ラップで包むだけで食べやすく、かつ冷凍保存もしやすくなります。ついつい作り過ぎてしまったちまきや余ったちまきは、いつでも食べられるように冷凍しておくといいですね。
⑤見た目も重要！
炊飯器を使って自宅で作るちまきは、おこわっぽい見た目になりがちで、具が崩れてしまうこともあるでしょう。お店で食べるようなちまきにするには、具を大きめにして炊き崩れないようにします。具材に予め下味をつけてから炊飯器で炊くというのも良いでしょう。炊飯した後に混ぜる際は、具材を崩さないように注意して、取り分ける際にも、もち米と具を別々に盛るように見栄え良くすると、より一層本格的に仕上がりますよ。
中華ちまきは通販で手に入る！
自宅で炊飯器を使って手軽に作れるちまきもいいですが、やっぱりどうせなら本場の美味しいちまきを食べたい！と考える方もいらっしゃるでしょう。近くに中華料理店がない、本格的なちまきを売っているお店が無いという場合は、通販で中華ちまきを購入する方法もあります。最後に、オンラインショップや楽天市場で買える中華ちまきの中から、人気のちまきをご紹介します。
551蓬莱 中華ちまきの通販
551蓬莱のネット通販は、自宅用としてだけでなく、お歳暮などの贈り物としても人気があります。1個から購入できるのも嬉しいポイントです。
【551蓬莱】大阪名物 豚まん(肉まん)オンラインショップ 中華ちまき・ラーメン
横浜中華街 重慶飯店 中華ちまきの通販
横浜中華街重慶飯店の中華ちまきは3個入り1,050円で購入できます。国産のもち米を使用していて、1個あたり110ｇとボリューム感のある中華ちまきです。豚肉とシイタケと竹の皮の香りが本格的です。
中華ちまき 3個入｜横浜中華街 重慶飯店 オンラインショップ
横浜中華街 耀盛號 中華ちまきの通販
横浜中華街耀盛號の中華ちまきは、豚角煮がごろっと入った、なんとも豪勢なちまきです。耀盛號は横浜中華街の老舗として、中華料理のプロも常連客として通う人気店です。
【楽天市場】横浜中華街 耀盛號 ( ようせいごう ) の通信販売 点心 中華食材 全200商品以上の品揃え！
最後に
今回は、ちまきのカロリーを中心に、551蓬莱の人気メニューのカロリーや、中華料理のなかで低カロリーなメニューはどれなのか、炊飯器で作れる中華ちまきレシピや、通販で買えるおすすめちまきもご紹介してきました。中華ちまきは、日本人にも馴染みのある中華料理です。ファミマでは、食べやすい棒状になったちまきが売られ、おやつ感覚で食べられる一品になっていますし、551蓬莱や横浜中華街の中華料理専門店からも、通販で冷凍の中華ちまきが販売されています。沢山の具材を使った栄養満点のちまきは、食事メニューとして、また間食として取り入れるのも良いですが、ダイエット中は食べ過ぎないように注意してくださいね。
監修者：岡 清華（おか さやか）
管理栄養士／ヨガトレーナー。管理栄養士過程 大学卒業後、健康と食の知識を深めるために、ハワイのカウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ。広尾の会員制ヨガスタジオ「デポルターレヨガ」でトレーナーを務めた他、管理栄養士として食事の指導やイベント開催、メニュー開発などに携わり、現在は産業、健康経営事業にも取り組んでいる。Instagram ＠okasaya
text：common編集部
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