【腸美人のレシピ】年末の不調を吹き飛ばす「黒にんにくの発酵サラダ」

美腸に特化し、食からキレイと幸せを作る専門機関『インナービューティーダイエット協会』にて、インナービューティープランナーとして活動中の片山真美さんが、美に効くとっておきのレシピを伝授。簡単で美味しいことはもちろん、おもてなしにも最適なお洒落なレシピが満載です。今回は、栄養満点の黒にんにくを使った華やかなサラダを紹介してくれます。普段あまり馴染みがないという方も、ぜひトライしてみては?
黒にんにくは、白いにんにくを熟成させて発酵させたもの。アンチエイジングや免疫力の向上、美肌にも効果があり、その栄養価の高さから海外でも注目されている食材です。
真っ黒な見た目はインパクト大ですが、食感や味はプルーンに似ていて意外にも食べやすいのが特徴です。にんにく特有のあの臭いも熟成により消えているので、気兼ねなく口にすることができます。今回は、そんな黒にんにくを活用したお洒落なレシピをご紹介いたします!
黒にんにくとカリフラワーの発酵サラダ
《材料》2人分
黒にんにく(1/2の大きさに切る)…3個
カリフラワー…60g
ザクロ…1/4個
黒オリーブ…3個
塩、胡椒…適量
アーモンド(細かく砕く)…2粒
<ソース>
赤ワイン…大さじ3
黒酢…大さじ2
甜菜糖…小さじ1
《作り方》
①耐熱皿にカリフラワー、少量の水、塩ひとつまみを入れ、電子レンジで3分温める。
②フライパンにソースの材料を入れ、一煮立ちして香りがするまで温める。
③お皿に①のカリフラワーと黒にんにく、ザクロ、黒オリーブを盛り、②を回しかける。最後にアーモンドを散らして完成。
ザクロを散らすことで、一気に彩りが良くなりお洒落な印象に。ザクロはへたの部分を落とし、十字に切り込みを入れてから水の中で実を出していくと、汁が飛びちるのを防ぐことが出来ますよ。
冷やしても美味しくいただける一品です。
黒にんにくは栄養の宝庫!
通常の白いにんにくは、食欲をそそる独特の香りで料理に欠かせない香辛料として用いられていますよね。古くからスタミナ剤としても、世界中で利用されてきました。辛味成分のアリシンには殺菌作用があり、風邪予防や高酸化作用によるがん予防などの効果も期待できます。
白にんにくを発酵させることで出来る黒にんにくは、成分の強さがより高くなっています。アミノ酸の一種で、アンチエイジングや免疫力の向上に効果がある「アルギニン」に至っては、白にんにくの3倍も含まれています!
また、熟成することで増加する「S-アリルシステイン」には、活性酸素を除去する働きがあり、老化によるシミやしわ、白内障、がん、糖尿病、アレルギーなどの原因を解決してくれます。コレステロールや血圧を低下させる作用もあるため、血液もサラサラに。
日本の3大死因である、がん、脳血管疾患、心臓病は動脈硬化が原因で発症すると言われていますから、普段から黒にんにくを食べ血液の流れを良くすることは病気の予防にも繋がると言えますね。血行が促進されれば、肌も美しくなります♪
疲れが溜まりがちなこの時期には、黒にんにくの力を借りてみてはいかがでしょうか。黒・白・赤のコントラストが目を引く華やかな見た目で、クリスマスにもぴったりの一皿です。ぜひ味わってみてください。