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糖質制限中は避けたいカレーライスでもカレールーだけならOK?簡単糖質制限レシピもご紹介

2019.2.27

もはや嫌いな人を探す方が難しいのではないかと思うほど国民食となっているカレーライス。外食はもちろん、コンビニ弁当や家庭でも頻繁にカレーライスを作る、という方は非常に多いのではないでしょうか。しかし、残念なことに糖質制限中の方にとっては「カレーライス」を食べることは一般的にNGと言われています。その理由としては、普通のカレーライス一皿だけで糖質量が70g以上含まれており、それだけで糖質制限中の方の1日の糖質摂取量を取りきってしまうためです。普通に糖質制限をされている方であれば、1日3食食べますので、カレーライス1食で糖質制限量を満たしてしまっては後の2食が食べられなくなってしまいます。しかし、あのスパイスの香りを嗅いでしまうとどうしても食べたくなってしまうのがカレーです。そんな方に朗報があります。「カレールー」だけであれば、実はそんなに糖質は高くないのです。今回はカレールーの糖質について解説していきたいと思います。

カレールーの糖質量を知る

「カレーライス」としてカレールーとご飯を一緒に食べることが当たり前になっているかと思いますが、普通のカレーライス1皿分だけで70g以上もの糖質を摂取してしまうことをご存知でしょうか。カレーライスがこれほど糖質が高くなってしまう理由の大半は「ご飯」にあります。カレーライスとして1皿を食べる際には、通常のお茶碗1杯分よりも多くご飯をよそいがちではないでしょうか。するとご飯の量は150〜180gほどとなり、ご飯だけで糖質量も50〜70gになってしまうのです。
一方、「カレールー」だけの糖質量を見てみますと、1皿分のおおよその糖質量は約10g程度なのです。もちろん、具材に何を入れるのかによって増えることもありますが、逆を言えば、自分で具材の糖質量をしっかりと管理しさえすれば、低糖質な「カレールー」を作ることができるのです。

カレールーの効果を知る

2019年に現役引退したあの日本人メジャーリーガーも、毎日朝食にカレーを食べてから試合に行っていた、という逸話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。それだけカレーには何かしらのパワーがありそうだなということがイメージできますが、実際のところどのような効果があるのでしょうか。
カレールーは様々なスパイスを混ぜ合わせて作られています。市販の固形カレールーを見ても、「○種類のスパイスを配合」といったキャッチコピーがつけられた商品が多いかと思います。このスパイスが身体にとって良い効果をもたらしてくれるのです。

カレールーにはダイエット効果がある

カレールーには唐辛子やナツメグ、ブラックペッパーが含まれています。これらのスパイスは体内の新陳代謝を向上させてくれる働きがあると言われており、体内の脂肪や取り込まれたエネルギーを効率的に燃焼させることを助けてくれます。つまりはダイエットに良い効果があると言うことができるのです。

カレールーにはストレス解消効果がある

カレールーに含まれるターメリックにはクルクミンという成分が含まれていますが、このクルクミンを摂取すること、またカレールーのスパイスの香りを嗅ぐことで脳のストレスを解消させる効果があることがわかってきています。糖質制限中に好きなものを食べられないというストレスを、カレールーで解消できてしまったら一石二鳥ですよね。さらには集中力、モチベーションを高めるといった働きもあるようです。

カレールーには冷え性改善効果がある

カレールーの原料であるスパイスは日本語に当てはめると「生薬」となります。生薬とは古来より体の不調にあわせて食べられてきた自然の薬のことを言います。カレールーには生姜などの身体を温める生薬・スパイスが含まれているため、手足などの末端の冷え性改善の効果があると言われています。

簡単糖質制限レシピでカレールーを作る

カレールーだけで見れば糖質量がそんなに多く含まれておらず、糖質制限中の方でも食べられる食べ物であることがお分かりいただけたかと思います。ここでは、さらに糖質制限をするための簡単糖質制限レシピをご紹介します。とは言え、作り方は普通のカレーとほとんど変わりはありません。違うのは使用する具材だけです。
一般的にカレーにはじゃがいも、玉ねぎ、にんじん、牛肉が具材として使用されるかと思いますが、じゃがいもやにんじんは野菜類の中でも糖質量が多い方に分類されるので、今回は別の野菜で代用していきます。オススメの野菜はブロッコリー、ほうれん草、しめじ、マッシュルームです。これらは糖質量も非常に少なく、糖質制限レシピの具材として最適です。玉ねぎだけはカレーの味を構成する大事な具材ですので、そのまま使用します。あとは牛肉を使ってもいいのですが、より糖質を下げるのであればわずかですが豚肉の方が糖質量が少ないのでオススメです。

糖質制限ダイエットの注意点

糖質制限中の方からよく聞く言葉としては、「糖質制限しているのに痩せない」「糖質制限したら便秘がちになった」です。糖質制限をしているのに痩せない理由として考えられるのは、無意識に糖質を摂取してしまっているケースです。なんとなくのイメージでご飯は味が少ないから糖質が低そうだ、果物も体に良いと言われているし糖質が低そうだ、と勝手に思い込んでしまい、気がつかないうちに過剰な糖質を摂取してしまっている場合があります。また、便秘がちになってしまったという方の原因は、過剰な糖質制限にあります。糖質の多くは食物繊維とセットになって摂取されることが多いのですが、糖質摂取量を限りなくゼロにしてしまうことで、食物繊維の摂取量もゼロに近づいてしまい、便秘の原因になってしまっているのです。また健康的な身体を維持するためにはある程度の糖質は必要です。糖質をゼロにしてしまうことは身体にとって危険な行為ですので、注意しましょう。

最後に

今回は、糖質制限中でもカレールーなら食べることができることを解説してきました。それでもライスが食べたいとい方は、ライスの量を半分以下にする、豆腐やおからなどご飯の代用になりつつ、糖質の低い食べ物を利用するなどの工夫をすると良いかと思います。外食やコンビニ弁当でカレーライスを食べることになってしまったときも、もったいないですがご飯の量を調整して糖質量を管理していきましょう。

岡 清華

監修者:岡 清華(おか さやか)

管理栄養士/ヨガトレーナー。管理栄養士過程 大学卒業後、健康と食の知識を深めるために、ハワイのカウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ。広尾の会員制ヨガスタジオ「デポルターレヨガ」でトレーナーを務めた他、管理栄養士として食事の指導やイベント開催、メニュー開発などに携わり、現在は産業、健康経営事業にも取り組んでいる。Instagram @okasaya

text:common編集部

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