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トレーニングで老ける?NG運動は意外なアレだった

2019.11.28
トレーニングで老ける原因

美容と健康に良いとされるトレーニングですが、実はトレーニングの“量”を間違えると老ける原因になってしまいます。美しくなるためのトレーニングで老けてしまったら、本末転倒ですよね。そこには、トレーニングをすることで増えてしまう「活性酸素」が関係しています。今回は、栄養学とスポーツ科学を専門とする筆者が、トレーニングで老ける理由、トレーニングで老けないための対策をご紹介していきます。

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トレーニングをすると活性酸素で老ける!?

まずはトレーニングを行うとどうして老けるのかを紹介します。

トレーニングをすると、疲労を感じますよね。そのとき、体内では「活性酸素」というものが大量に発生しています。この活性酸素が、トレーニングで老ける原因に直結しています。

私たちは糖質や脂質を食べ物から摂取して、ミトコンドリアという細胞内に存在する器官でエネルギーに変え、体を動かしています。この一連の流れの際に、活性酸素が一緒に作られます。

活性酸素は、ミトコンドリアの生合成や免疫機能に対してプラスの働きをしています。しかし、活性酸素には普通の酸素とは違い、反応性が高い(酸化力が強い)という特徴があります。活性酸素は、体の中のタンパク質やDNAなどにダメージを与え、細胞を壊してしまうため、過剰に活性すると老けがすすんでしまうのです。

具体的には、肌にシワ・しみ・そばかす・たるみの発生。また、活性酸素が過剰に発生すると慢性的な疲労が続く体になってしまいます。疲れも老けて見られる要因になっていますよね。また、活性酸素はがんを始めとするさまざまな疾患の引き金になっていることも、指摘されています。

それでは、どんなトレーニングをどれくらい行うと、活性酸素が過剰に増えてマイナスの効果が出てしまうのでしょうか。

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どのくらいトレーニングすると活性酸素が増えて老けるの?

結論から言うと、人によってどのレベルのトレーニングで老けるかは異なります。「1時間のトレーニングを続けると老けるので、辞めましょう!」とは一概には言えないのです。

身体の仕組みを簡単に解説します。まず、私たちの体には、活性酸素が出た時にそれを取り除く「スーパーオキシドディスムターゼ(SOD)」という酵素が存在しています。

トレーニングを繰り返している体は、常に活性酸素が増える環境にあります。すると、「活性酸素が作られてSODが使われるので、普段からSODを増やしておこう!」と体は適応します。日頃からトレーニングを行っている人の体内には、SODが多く存在しているので、元々、性酸素に対して抵抗性があるのです。

こうしたことから、どれくらいのトレーニングを行うと老けるかという目安は人によって変わってきます。トレーニングを日ごろから行っている人なら、1日くらいハードな運動をしても老けません。一方で、トレーニングを全くしていない人が、ある1日だけ登山をしたり、ハーフマラソンに参加したり、運動の大会に出たりすれば、活性酸素が増えてしまい老ける可能性があります。

Posted by kamoshita