モデル級BMIを手に入れたい！あの芸能人のBMIはいくつ？何キロまで痩せればいいの？

BMIって知っていますか？

突然ですが、BMIという言葉を知っていますか。ジムにある体組成計などを使ったことがあればトレーナーから説明されるかもしれませんが、普段なかなか耳にすることがないかもしれません。

BMIは、身長と体重から計算される値で、体重やメタボの診断などの目安になる数字であり、ダイエットをする上でも便利な指標になる数字です。

BMIを意識しながらダイエットをすることで自分の目安となる体重を知ることができ、極端に痩せてしまうということを防ぐこともできます。

今回は、BMIとは一体何なのか、BMIはどうやって計算するのか、理想のBMIは一体いくつなのかなどを紹介していきます。

BMIは身長補正をした体重

BMIは、Body Mass index の略で、日本語ではボディマス指数や肥満指数という訳がされています。

ダイエットをしていると体重を意識しますが、そもそも身長が170cmの人と身長が150cmの人とでは170cmの人の方が、体重が重くて当然ですよね。つまり、身長が違うと単純に体重を比較することができません。

そこで用いられるのが、BMIという指標です。BMIは身長の差を補正した値なのです。

BMIの計算方法は簡単で、自分の体重を身長の2乗で割ることで計算できます。つまり、

BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m) ÷ 身長(m)

です。身長の単位がmであることに注意してください。身長が150cmの方なら体重(kg)を1.5で2回割ります。

このように体重を身長の2乗で割ることにより、身長の違いを補正して体重を比較しやすくしたものがBMIです。

標準のBMIは一体いくつ？

BMIの計算の仕方が分かったところで、まずは一度自分のBMIが一体いくつなのかを計算してみましょう。

BMIを計算することで、自分が太っているのか、痩せているのかということや、自分の適正体重は一体いくつなのか、ということが分かります。

日本肥満学会では、BMIが25以上になると肥満、18.5未満の場合低体重としています。つまり、18.5?25の間が適正なBMIということになります。この中におさまらなかった場合は、体重をコントロールする必要があります。計算したBMIが18.5?25であれば、ひとまず安心しても大丈夫です。

健康的なBMIは？

さて、適正なBMIの範囲は分かりましたが、それでは一体理想的なBMIはいくつなのでしょうか。日本肥満学会では、BMIが22の場合を標準体重としています。

この数値が一番健康で、妊娠もしやすい体重だと言われています。そのため、少し体重が重めの方がダイエットをする際は、まずはBMI22を目指しましょう！

細いモデル、芸能人のBMIはいくつ？平均は？

ここまで適正なBMIの範囲や理想のBMIを紹介してきましたが、自分のBMIを知ったらやはり他の人と比較したくなりますよね。ということで、あの有名人のBMIは一体いくつなのか、調べてみました。その一部を抜粋します。

北川景子 : 161cm、40kg  BMI : 15.4
新垣結衣 : 168cm、50kg  BMI : 17.7
綾瀬はるか : 165cm、49kg  BMI : 18.0
浅田真央 : 163cm、43kg  BMI : 18.1
水卜麻美 : 158cm、55kg  BMI : 22.0

パッと見た感じ、有名人、特にモデルや女優の場合、BMIが15?18が多いという印象でした。モデルや女優は自分の体を美しく見せることが仕事ですので、体重のコントロールも仕事の一環と考え、ストイックに管理している方が多いのではないでしょうか。

美容業界には先程紹介した適正体重の他に、美容体重やモデル体重と呼ばれるものがあります。美容体重はBMI20、モデル体重はBMI18から計算される体重のことを言います。

つまり、モデルや女優は、一般人よりも低い体重を常にキープしているということです。また、女性アスリートの場合も体重のコントロールは重要です。アスリートの場合も脂肪は体を動かす妨げになってしまうので、適度にコントロールしなければなりません。

適正体重はBMI22から計算される体重ですが、この体重ではダイエットの目標として少し物足りない、モデルのような体型を目指したい、という方はBMI18?20を目指してみるのもいいかもしれません。ただし摂取カロリーを急激に減らすなど極端なダイエットは、健康を損ねてしまいます。メンタルにも悪影響。無理は禁物です。

BMIだけでは全てを判断できない

自分の体重コントロールに便利なBMIですが、少し注意点があります。それは、BMIを過剰に信頼しないということです。

どういうことかというと、BMIは身長と体重から計算しています。身長はあまり変化しませんが、体重は日によって変動しますし、ダイエットをしていると大きく変わってきます。

体重が変化する要因には様々なことが挙げられます。ダイエットをすると脂肪が減り、それにより体重が減りますが、同時に筋肉も減ることで体重が減っています。

また、運動を行うと汗をかき、体の中の水分がなくなることで体重が減ります。逆に水を飲んだり食べ物を食べたりすると、胃の中に食べ物があるので、体内に脂肪として蓄えられていなくても体重が増えます。

このように、体重はその時その時で変化していきます。単純に体重が増えたから脂肪が増えた、体重が減ったから脂肪が減った、という訳ではありません。

特に注意してほしいのが、体重が減ったから脂肪が減った、と思い込むことです。体重の構成要素の大半は、脂肪重量と筋重量の合計です。確かに脂肪が減ることで体重は減りますが、筋肉が減ることによっても体重は減ります。体重だけ測っていても、つまりBMIを計算するだけでは脂肪がどれだけ減ったか、筋肉がどれだけ減ったか、ということが分かりません。

無理なダイエットをしていると体重は減ったが、その大部分は筋重量の減少分だった、ということもあります。筋肉が減るとリバウンドしやすい体型になるので、これは望ましいことではありません。そのため、BMIを過剰に信用せず、あくまで目安として用いるようにしましょう。

 

BMIはダイエットの指標の一つ！

今回はダイエットの指標となるBMIについて紹介してきました。BMIは体重を身長の2乗で割ることで計算できる値で、自分の適正体重を知れたり、どれくらい体重をコントロールすべきかを知ることができる値です。自分のBMIを知ることでダイエットの目標を立てやすくなりますが、BMIでは脂肪重量や筋重量の変化までは把握できないことを覚えておきましょう！BMIだけで全てを判断するのではなく、あくまでダイエットの1つの目安として活用してくださいね。

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