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疲労感、肌のシワ・たるみの原因!「活性酸素」を減らす方法

2018.9.14

年齢を重ねるとお肌のハリがなくなってきたり、少し動いただけで疲れてしまったりしますよね。その原因は、ずばり「活性酸素」にあります。最近そういった変化を感じるなら、活性酸素を減らすことで対策をしていきましょう。今回は、活性酸素への対策について説明していきます。

老けの原因って何?

老化現象 女性

年齢を重ねるとお肌にシワができてきたり、昔はあったはずのハリやツヤが失われていってしまったりと衰えを感じるかと思います。他にも、前までは元気に体を動かしていたのに、最近は階段を登っただけで疲れる、体を動かすだけでしんどい・・・という方もいるのではないでしょうか。

このような老化は、誰にも訪れる現象です。そのため、ある意味仕方のないことかもしれません。しかし、老化に対する対策はできます!

老化の原因の一つとして、活性酸素が挙げられます。活性酸素は体内で発生し、細胞を傷つけることで老化を促進します。

今回は、老化の原因となる活性酸素について、一体どのようなものなのか、どのような対策が考えられるのかについて紹介していこうと思います。

活性酸素は体を蝕む物質

活性酸素 老化

まずは、活性酸素とは一体何なのかをお話していこうと思います。

私たちは体を動かすためにエネルギーを作っています。そのエネルギーはミトコンドリアという、細胞内のエネルギー工場で、酸素を使って作られています。

物を作っている工場を想像してもらいたいのですが、工場ではある製品を作るために様々な原料を混ぜ合わせ、加工し、一つの製品となりますよね。ミトコンドリアでも同じことが起こっています。

つまり、エネルギーは糖質や脂質という原料を使い、酸素で加工することで作られているのです。

実際の工場では、製品と同時にゴミや廃液のような、環境を汚染するような物質も作られてしまいます。ミトコンドリアでも同じで、エネルギーを作り出すと同時に体に毒となる物質がつくられてしまいます。それが活性酸素です。

加工に用いられた酸素は二酸化炭素として排出されますが、一部は活性酸素という、酸素がより反応性に富んだ状態になってしまうのです。

活性酸素は反応性が高いので、無作為に細胞やDNAと反応し、傷をつけていきます。これが老化の原因となっているのです。

“抗酸化剤(抗酸化物質)”で活性酸素の対策を!

抗酸化剤 いちご レモン

それでは、老化の原因となる活性酸素にはどのようにして対処すればいいのでしょうか。

一番効果的な対策として、“抗酸化剤(抗酸化物質)”を摂取するということが挙げられます。抗酸化剤は体内で作られた活性酸素を通常の酸素に戻すことで、活性酸素による細胞へのダメージを軽減してくれます。

ビタミンCやE、ポリフェノールが、“抗酸化剤”になる!

抗酸化剤と聞くと、薬局でも売っていなさそうで手に入れるのが困難なイメージを持つかもしれませんが、実はすごく身近にあるのです。

有名どころで言うと、ビタミンCやビタミンE。驚いたかもしれませんが、これらのビタミンには活性酸素を通常の酸素に戻す、抗酸化剤としての役割があるのです。

他には、ポリフェノールやグルタチオン。ポリフェノールはワインや緑茶に含まれていることで有名ですよね。グルタチオンは体内で作られる、アミノ酸がいくつか結合したペプチドと呼ばれる物質です。

これらの栄養素を摂取することで、体内で作られた活性酸素の働きを抑え、老化を予防することができます。

それではここまで挙げた抗酸化物質は一体どのような食品に多く含まれているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

抗酸化物質が含まれる食材リスト

*ビタミンC 

レモン、アセロラ、キウイ、いちご、オレンジ、バナナ、ピーマン、ブロッコリーといった食品に含まれています。

フルーツ系、特に柑橘系に多い栄養素です。ビタミンCは水に溶け出ていきやすいので、なるべく茹でたりはせず、茹でた場合は茹で汁も活用するようにしましょう。

*ビタミンE

ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、アスパラ、みずな、ニラ、落花生といった食品に含まれています。

緑色の野菜に多い栄養素です。ビタミンCと同様水に溶けやすい性質があります。少しマイナーなビタミンかもしれませんが、活性酸素から体を守ってくれます。

*ポリフェノール

ブルーベリー、赤ワイン、緑茶、紅茶、ココア、チョコレート、コーヒーといった食品に含まれています。

嗜好品に多い栄養素。ポリフェノールには様々な種類があるので、含まれている食品は多岐に渡ります。しかしその役割は、活性酸素の働きを抑えるという、同じ役割を果たします。

*グルタチオン

レバー、肉類、キウイ、アボカドなどの食品に含まれています。

グルタチオンは体内でも合成されています。上に示した食品からグルタチオンを摂取することで、その働きを高めることができます。

 

これらの食品を意識して摂取することで、抗酸化物質を体内に取り入れ、活性酸素によるダメージを軽減することができます。

“抗酸化剤(抗酸化物質)”は、サプリメントからでも摂取できる

サプリメント

食品から抗酸化剤(抗酸化物質)を補いきれない、という方にはサプリメントがオススメです。

様々な抗酸化物質が含まれるサプリメントが販売されていますが、その中でも一押しはアスタキサンチンという物質が含まれたサプリメントです。

アスタキサンチンという物質は、先程紹介した食品に含まれる抗酸化物質よりもかなり強力な抗酸化作用を示すことが知られています。そのため少量で大きな抗酸化作用を得ることができます。

食品からでは十分に補えているか分からない、抗酸化物質を多く含む食品を食べているけど不安だ、という方にはオススメのサプリメントです。

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今回は老化の原因となる活性酸素とは一体何か、活性酸素に対する対策はないのか、ということについて紹介してきました。活性酸素はエネルギーを作る際に同時に作られる、細胞を傷つける物質で、老化の原因となっています。

活性酸素の働きを抑える抗酸化物質を摂取することで、活性酸素による老化を予防することができま!抗酸化物質は身近な食品にも含まれていますが、サプリメントからの摂取もオススメです。最近体の衰えを感じる、肌のハリがなくなってきた、という方はぜひ試してみてください。

text:中野卓
スポーツ栄養学を専攻する大学院生。現在はトレーニングによるミトコンドリアの適応を促進させる栄養素について研究を進めている。水泳は、選手歴10年以上。アロマテラピー検定1級取得。

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