ためしてガッテンで紹介された酒粕ダイエットの効果と酒粕のダイエットレシピを紹介!酒粕を使った甘酒の作り方も

酒粕は冬になるとスーパーなどにも多く並び、近年では酒粕から作った甘酒もよく見かけます。酒粕はダイエットや美容にもいいと女性からの注目も集めているのです。酒粕で作られた甘酒でできるダイエットや酒粕の栄養素と効果、酒粕を使ったレシピをご紹介していきます!
酒粕から作った甘酒でダイエット
酒粕は食物繊維やビタミンB1、B2、B6などダイエットに向いている栄養素が多く含まれた食材です。そのまま酒粕を食べてもいいですが、甘酒にすると取りやすくなります。また、酒粕が入っている市販の甘酒も売られているので、手軽に摂取できます。
・酒粕甘酒の作り方
市販の甘酒もいいですが、自宅で酒粕を使って甘酒を作ることもできます。酒粕甘酒の作り方は、酒粕と水を入れ、温めるだけです。酒粕100gに水400~500㏄、砂糖50gと塩をほんの少しだけ入れます。簡単な作り方なので家でも作れるでしょう。お酒を飲めない子供が飲むときは、沸騰させて完全にアルコール分を飛ばすようにしましょう。
酒粕甘酒の効果は?
酒粕で作った甘酒を飲んで、酒粕を摂取すると、様々なダイエット、美容にいい効果が期待できます。
酒粕甘酒の効果①美容
酒粕にはタンパク質やアミノ酸が多く含まれていて肌の調子を整えてくれるんだとか。また、酒粕に含まれるトリアシルグリセロールという成分はメラニン色素を抑える働きがあり、美白にも有効だと言われています。
酒粕甘酒の効果②疲労の回復
酒粕に含まれるビタミンB1、B2、B6、タンパク質、葉酸、亜鉛、ミネラルなどの豊富な栄養素を甘酒で簡単に摂取すれば、疲労回復の効果も期待できます。甘酒が「飲む点滴」と言われるのはこのような栄養素が1度にとれるからと言えます。
酒粕甘酒の効果③便秘解消
甘酒に使われる酒粕には水溶性の食物繊維が豊富に含まれていて、便秘解消に効果的です。
酒粕甘酒の保存方法は?酒粕を使って作った甘酒を保存する場合は、冷蔵庫で保存しましょう。飲むときは加熱して、最大でも3日くらいで飲み切るのがいいでしょう。甘酒にする前の酒粕が余っている時は、冷凍保存もできます。
酒粕甘酒のカロリーは?
酒粕を使った甘酒のカロリーは100gあたり約81kcalとなっています。自宅で甘酒を作るとき、カロリーが気になるようであれば、お砂糖の量を減らすとカロリーを抑えられます。酒粕自体のカロリーは100gあたり227kcalです。白米のカロリーは100gあたり168kcalなので、白米と比べても酒粕はカロリーが高いです。摂取量には気をつけましょう。
ダイエット中に酒粕の甘酒以外でお酒は飲んでもいいの?
酒粕をつかった甘酒と違って、普通のお酒は太る、と言われていますが、そんなことはありません。ただ、お酒と合わせて高カロリーのおつまみを食べたり、満腹感を感じにくくなってしまうため、食べ過ぎてしまう、ということがあるので注意が必要です。また、ダイエット中にお酒を飲むときは、糖質が高いビールや日本酒よりも赤ワインやウイスキーのような糖質が低いものを選ぶといいでしょう。
・ダイエット中のお酒のおつまみは?
ダイエット中にお酒を飲むときのおつまみは、揚げ物や味の濃いものは、お酒の飲みすぎにも繋がりやすいですし、アルコールのせいで脂肪がつきやすいです。きゅうりの浅漬け、刺身、枝豆、豆腐、などカロリーが低く、ビタミンやタンパク質が多く、脂質や炭水化物の少ないおつまみがおすすめです。
酒粕ヨーグルトでダイエット
酒粕は甘酒だけでなく、ヨーグルトに混ぜると、コクが出て、クリームチーズのように濃厚なヨーグルトになり、おいしいダイエット食品になります。ヨーグルトに酒粕を入れて一晩寝かせてふやかして出来あがりです。豆乳ヨーグルトを使うと、さらに健康的なデザートになります。
・酒粕ヨーグルトのケーキのレシピ
酒粕ヨーグルトを使ったレシピを紹介しましょう。簡単にできる酒粕ヨーグルトのケーキレシピがあります。酒粕、豆乳、ヨーグルト、卵、小麦粉、砂糖を混ぜて型に流しいれ、180℃のオーブンで40分ほど焼きます。酒粕は混ざりにくいので、ハンドミキサーやミキサーで混ぜると簡単です。
・酒粕ヨーグルトでパックもできる
酒粕ヨーグルトは食べるだけでもダイエットや美容効果が期待できますが、スキンケアとしてパックに使うと乳酸菌の効果で雑菌の繁殖を防ぎ、肌を清潔に保てるとも言います。酒粕もヨーグルトも口に入っても安心、もちもちの肌になります。
ためしてガッテンで紹介された酒粕ダイエットのやり方は?
テレビ番組のためしてガッテンで酒粕ダイエットが紹介されました。ためしてガッテンで紹介された酒粕ダイエットのやり方は、1日に50gの酒粕を摂取するシンプルなダイエット方法です。料理に入れたり、ドリンクにして飲んだり、摂取方法はお好みでいいようです。1食で50g摂取しても、3食に分けて食べても大丈夫です。
酒粕に含まれるレジスタントプロテインって?酒粕でレジスタントプロテインダイエット!
酒粕にはタンパク質の一種、レジスタントプロテインと呼ばれるものが多く含まれています。このレジスタントプロテインは、消化酵素で分解・吸収されにくいので、腸まで届き、脂肪を吸収して体の外に出ていくと言われています。便秘解消の効果が期待できる食物繊維も酒粕に含まれていますから、ダイエットに最適な食材なのです。そして、レジスタントプロテインは食べ物の脂質やコレステロールを捕まえて便と排出してくれますので、コレステロールの低下もできます。酒粕に含まれるレジスタントプロテインの効果を利用してダイエットを成功させたいですね!
酒粕ダイエットのおすすめレシピ
酒粕は甘酒、ヨーグルトだけでなく、料理のレシピもたくさんあります。味に飽きずに酒粕ダイエットを続けるため、それぞれレシピをチェックしていきましょう。
酒粕ダイエットレシピ①酒粕味噌汁
酒粕を味噌汁に入れる、簡単レシピです。大根、ニンジン、ゴボウなどの野菜に豚肉や鮭を入れ、だし、酒粕、味噌で味付けした味噌汁です。具沢山で寒い日のおかずに最適ですね。
酒粕ダイエットレシピ②酒粕豆乳
甘酒以外にも、酒粕は飲み物のアレンジレシピがあります。酒粕と豆乳、はちみつを鍋に入れて弱火で溶かしていくだけです。簡単で飲みやすいので、酒粕の風味が苦手な人にもおすすめです。
酒粕ダイエットレシピ③酒粕鍋
寒い季節なら、鍋に酒粕を入れる簡単レシピがおすすめです。しょうゆ、だし、みりん、水を溶かしてお好みの鍋の具材をいれ、酒粕と味噌を溶かして煮込んだら完成です。
酒粕ダイエットレシピ④酒粕の白和え
日頃の献立に1品酒粕を使ったおかずを増やすなら、白和えに加えるアレンジレシピはいかがでしょうか。ほうれん草、にんじんをゆで、水切りした豆腐に酒粕、白ごま、味噌、砂糖を混ぜ、野菜と合わせたら出来上がりです。
酒粕ダイエットで本当に痩せた?
ここまで酒粕のダイエット効果やレシピについて紹介してきましたが、酒粕ダイエットで「痩せた」という話があるのかどうか気になるところですよね。ネット上では、酒粕ダイエットでお通じがよくなったり、体重が減ったり、効果があった、という口コミが多く見られます。しかし、すぐに効果があるものではなく、最低でも3週間は続けてみることをおすすめします。「痩せた」という人も即効性があったわけではなく、継続して続けた結果であることが多いです。酒粕のダイエット効果は人それぞれです。酒粕以外の食事や運動も必要ですが、酒粕にはダイエットに有効な成分が含まれているので試してみる価値はあると言えるでしょう。
最後に
酒粕はダイエットに効果的なレジスタントプロテインのほか、食物繊維やビタミンB群が多く含まれていて、美肌や便秘にも有効です。甘酒にしたりヨーグルトに混ぜたり、料理のレシピも豊富で手軽に飽きずに取り入れられるので、ぜひ挑戦してみてください。
text:common編集部