『細いから、痩せなくていいのに』そう彼に言われても安心してはいけない理由

ダイエット中に彼から『痩せなくていいのに』と言われた経験がある方も多いのでは?とっても嬉しい言葉ですが、それで安心して自分に甘くなってしまうのは危険かもしれません。
「痩せなくていいよ」に甘えちゃダメ
食事の量を調節したり、トレーニングに励んだりしていたある日。彼がこんな言葉を放ちます。
『細いから、痩せなくていいのに』
なんともホッとする一言ですね♡
でも、そう言われても決して安心してはいけません。彼が嫌味で言っている、裏では悪口を言っているとかそういったことではありません。何気なく言ったセリフはきっと本音。現状のあなたの体型に満足しているし、不健康に痩せて欲しくはないと思っていることでしょう。
ただそこで、「じゃぁ、好きに食べちゃおう~♡」と浮かれるのはちょっと待って!
ある程度の年齢からは、現状を維持するためにはそれなりの努力が必要なんです。
「現状維持」は楽じゃない!
基礎代謝は10代後半をピークに年々落ちていきます。“何もしなくても消費されるカロリー”の量はどんどん減っていくというわけ。
つまり、10代後半の頃と同じ量を食べ、運動をさぼっていたら、余ったカロリーはどんどん脂肪へと変化していってしまいます。筋肉だって衰えていく一方。気づけば下半身はどっしりと安定感が増し、背中にも分厚い贅肉がつき、二の腕は迫力満点。いかにもな、おばさん体型になってしまいます。
「痩せなくていい=今のままの体型がいい」という彼の要望に沿うなら、それなりの努力をしなくては叶わないのです!悲しいけれど、これは目を背けられない事実・・・。
そして酷なことに、男性は自分が言ったことなんかはすっかり忘れて、「最近、太ったね」「やばいんじゃない?」と素直な意見をぶつけてきます。(ひ、ひどい!) そこで、「あなたが今のままでいいって言ったから・・・!」と彼のせいにしても何も解決しないことでしょう。
日々、身体の変化をチェックしよう
では、何をすれば良いのでしょう。今の体型をキープするためには、日々身体をチェックすることです。たったそれだけで良いのです。
体重や体脂肪はある日突然、どーんと増えるわけではありません。徐々に増えていることに気が付き、ストップをかけることが大切なのです。
5キロ増えてる!と気づいてから減らすのは難しいですよね。急いで食事の量を減らしハードな運動をしたって一度ついた脂肪はなかなか落ちてはくれません。でも、1~2キロ増えているくらいなら、食事の量や運動で調節することができるはずです。その積み重ねが体型キープに繋がりますよ!
彼の言う『痩せなくていい』は、今の体型がいい!ということ。油断して劣化していけば、がっかりされてしまうかもしれません。現実は甘くないのですね・・・。いつまでも彼から愛される女でいるためにも、ほんの少し努力をして、現状維持を頑張りましょう♡
text:common編集部