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ピルをやめることで起きる体の変化とは?ピルをやめることの副作用やメリットデメリットは?

2019.4.13

ピルというと避妊薬というイメージがありますが、実は他にもたくさんの効果が期待できます。でも、ピルをやめるときにどのようにやめればいいか、やめた後の体の変化についてはご存知ですか?今回は、すでにピルを内服し続けていて、やめることを考えている方向けにピルをやめることの副作用やメリットデメリットをご紹介します。

低容量ピルとは

低容量ピルは、日本国内で最も安全と言われている経口避妊薬です。生理周期を整え、排卵を抑制します。避妊の目的だけでなく、月経前症候群(PMS)の不快な症状を抑えたり、生理痛の緩和の効果が期待できるといわれています。最近では、生理周期を整えるという効果から、排卵も整えることができて不妊治療にも効果があるのではないかと言われているそうです。

低容量ピルをやめるタイミングは全シート飲み切ってから

低容量ピルをやめるタイミングは一般的に、ピルの1シートの途中で飲むのをやめてはいけません。低用量ピルをやめるタイミングとしては『1シート全て飲み終わってからやめるべき』と言われています。でも、もし副作用などでどうしてもすぐに低用量ピルを飲むのをやめたいという人は、やめるタイミングは全シート飲み切ってからでなくてはいけないというわけではありません。飲み切る前にやめてしまっても問題ありませんが、低容量ピルはホルモン剤ですので、まずはやめるタイミングを医師に確認することをおすすめします。

ピルをやめる年齢は?

ピルをやめる年齢は40代と言われています。ピルをやめる年齢に関して40代に入ると、閉経に近づきピル内服の副作用である血栓症のリスクがぐんとあがります。そのため、ピルをやめる年齢は40代が推奨されています。また先程も言った通り、ピルをやめる年齢にこだわらず副作用などが出た場合は医師に相談してやめるようにしましょう。
また、50代の女性には血栓症のリスクが高いことから、ピルの処方をすることはできません。

ピルをやめることによる副作用などの噂まとめ

ピルはホルモン剤ですから、飲み始めるのと同じようにピルをやめるときも体にどんな変化があるか気になりますよね。ピルをやめることによる副作用や、妊娠や排卵、体調の変化について説明します。

▪︎ピルをやめて即妊娠することはあるの?

ピルをやめて即妊娠することはあるのかどうか、気になりますよね。一般的には、ピルをやめて即妊娠とは言えませんが、1〜3ヶ月後に妊娠が可能な状態になるそうです。個人差がありますが、ピルをやめるとすぐに排卵する人もいます。そのため、人によってはピルをやめて即妊娠することが可能な人もいます。ピルをやめると4日で避妊の効果が切れると言われています。なかには、数ヶ月後にピルをやめることで初めての排卵や生理がくる人もいるので、しばらく妊娠しなくても心配しなくていいそうです。

▪︎ピルをやめると排卵や生理はいつくるの?

ピルをやめるとまず消退出血という生理のような出血がみられます。ピルをやめるとすぐに排卵が起こる方もいますし、中には数ヶ月かかって生理が再開する人もいます。個人の体質によって、ピルをやめるといつ排卵が起こるかは異なります。すぐに生理が来なくても焦らないでください。

▪︎ピルをやめると生理こないということはない?

今まで飲んでいたピルをやめると生理こないということはあるのでしょうか?ピルをやめると、4日でピルの避妊効果が切れて、1〜3ヶ月で生理が再開すると言われています。まれにピルをやめたあと生理がくるまでに数ヶ月かかる方もいるようですが、ピルをやめることの影響で生理こないということはありません。しかし、もともと生理不順だった方やピルの他にも過度なダイエットをして痩せすぎていたり、すでに妊娠している方、また子宮系の病気などでピルをやめるという選択をしたあと、そのまま生理こないという可能性があります。
ピルをやめても数ヶ月生理こない…と不安な場合は医師に相談してみる必要がありますね。

▪︎ピルをやめたら老けるって本当?

ピルをやめたら老けると感じるのは、元々痩せ型の方が感じやすい症状と言われています。
痩せ型の方がピルを内服すると、女性ホルモンの体を女性らしくする働きの効果で、皮下脂肪がつきやすくなり、丸みをおびた体型に近づきます。そのため、痩せ型の女性がピルをやめたらその皮下脂肪が無くなり、ピルをやめたら老けるように感じるのだそうです。実際にピルをやめたら老ける効果が出ると言うよりは、痩せてた人がピルの影響で少し太り、ピルをやめたことで痩せてしまうことにより「ピルをやめたら老ける」を言われているようですね。ピルをやめたら老けるならやめるのが怖い…と思わず、副作用を感じたり、飲む必要がなくなったらお医者さんに相談してやめるようにしましょう。

▪︎ピルの服用をやめると痩せるの?太るの?

ピルは女性ホルモンですから、女性らしい体をつくる働きをします。女性らしい体つきというと、皮下脂肪がつきやすくなります。そのため、ピルを飲み始めると太ったと感じる女性が多いです。その逆で、ピルの内服をやめると女性ホルモンによる女性らしい体を作る働きが弱くなりますので、痩せる気がしたという人もいるようです。ピルの飲み始めとやめる時に痩せる、太るなどの体の変化を感じることが多いようです。これは、ホルモンの作用によるものですから、体が慣れてしまえば特に気にならない場合が多いようです。なので、ピルをやめると痩せる効果があるというよりは、ピルを飲んだ影響で女性らしい体つきになったのが、ピルをやめることで元に戻る=痩せるというだけのようですね。

▪︎ピルをやめたあと体調不良になることは?

ピルをやめたあと体調不良になることはあるのでしょうか?40代後半の女性など、更年期の女性がピルをやめたあとに体調に変化を感じやすいです。ピルをやめたあと体調に変化が出るのは、今までピルで抑えられていた更年期の症状が、ピルをやめた後ででてきてしまうためです。ピルは血栓症のリスクから、40代以降の方には推奨されていませんので、別の療法に変更する必要があります。20代から30代の女性の場合はピルをやめたあとに体調の変化として生理痛やPMSがありますが、ほかの症状はあまり報告されていないようです。

▪︎ピルをやめるとニキビは増える?

ピルのひとつのメリットとして肌が綺麗になるというものがあります。これは、ピルに含まれる女性ホルモンがニキビの原因として働く男性ホルモンを抑えてくれるためニキビがなくなるためです。そのため、ピルをやめるとニキビが増えると感じる方がいますが、ピル内服前に戻ると考えた方がいいかもしれません。ピルの効果で、ニキビが抑えられていたのであり、ピルをやめることでニキビが増えるのではなく、本来のホルモン状態に戻る結果ニキビが増えたように感じるのです。

ピルはどんな人に向いている?

多くの女性が避妊のためにピルの内服を行なっていますが、ピルの内服はどのような人に向いているのでしょうか。

▪︎生理不順の人

ピルは「生理いつくるんだろう…」と生理不順で悩んでいる人に向いています。生理不順は生理が重たかったりいつくるかわからないのでスケジュールが立てづらくすごく厄介ですよね。ピルはこの生理がいつ来るか分からない生理不順を改善することができます。生理不順の人がピルを内服すると、生理周期を28日に矯正することができ、定期的な生理が来るようにコントロールすることができます。ピルは、生理不順でいつ生理がくるかわからないという人に向いています。

▪︎確実な避妊をしたい人

性行為の時にコンドームを使用しているけれど心配という方は、ピルとコンドームの併用で、高い避妊率と感染症の予防もすることができます。ピルはまだ妊娠する必要がない女性に向いています。

ピル内服のメリット

ピルを内服することで、他にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

▪︎ピルで生理不順が改善する

ピルを内服する事で、ホルモンをコントロールすることができます。生理不順の方は、ピルでこのホルモンを整えることで、生理の周期を正常の28日に戻すことができるメリットがあります。そのため、慢性的な生理不順を改善するだけでなく、大切な行事などに生理がかぶってしまう時はピルで生理の時期を調整することができます。

▪︎ピルで肌が綺麗になるメリット

ピルは女性ホルモンですので、ピルを内服することによって、ニキビの原因となる男性ホルモンの影響を抑えてくれます。その結果、避妊のためにピルを飲んでいたけれど、肌が綺麗になったという女性も沢山います。

▪︎ピルで排卵される卵子を抑制し避妊できる

ピルは、女性ホルモンを調節して、卵巣からの排卵される卵子を抑制します。また、子宮の内側にある膜を変化させて、着床しにくくさせます。それだけでなく、子宮口の粘液も変化させて、精子が子宮内へ入りづらくする効果があると言われています。これらの効果によって、ピル内服中はかなり高い確率で避妊することができます。ピルの内服は、日本国内では最も安全で確実な避妊法だと言われています。

ピル内服の副作用、デメリット

薬にはなんでも副作用があるものです。では、ピルの副作用にはいったいどんなものがあるのでしょうか。

▪︎ピルを飲み忘れると効果が無くなってしまう

ピルは、毎日決まった時間に1回内服し続けることで、排卵を抑制します。しかし、1度でも飲み忘れてしまうとその効果が確実なものでなくなってしまい、不正出血が起こったり妊娠してしまう可能性があります。毎日決まった時間に薬を内服することができずピルを飲み忘れてしまうという方には向いていないかもしれません。

▪︎飲み始めに体調不良になることがある

ピルはホルモンの一種ですから、体内のバランスを薬で無理やり変えることになります。すると、始めは身体がそれに順応することができずに「吐き気・めまい」などの症状がでることがあります。2、3日して飲み慣れてくると症状がおさまることが多いですが、あまりに副作用が強い場合は、医師に相談してピルの種類を変えるなどの対応をしてもらいましょう。

▪︎コストがかかる

ピルは、基本的に医師に処方してもらわないと入手することができません。そのため、初診料がかかります。中には個人輸入をする人もいますが、強い薬ですので初めて使うときは必ず医師のアドバイスを聞きましょう。保険外なので、病院によって値段は異なりますが、大抵の場合3,000円の初診料とピル1ヶ月分の値段を合わせて5,000円~6,000円はかかるでしょう。

▪︎ピル内服中に妊娠した場合、流産率が高い

ピルを毎日きちんと内服していれば、99%の避妊率ですが、100%の避妊効果ではありません。万が一ピル内服中に妊娠した場合は、子宮内の準備がピルによって妨げられている状態ですから、妊娠の継続が難しく流産率が非常に高いと言われています。ピル内服中に妊娠したと思ったらすぐに病院へ行って相談しましょう。

▪︎血管血栓症のリスクが上がる

ピルを内服すると、ホルモンの関係で血液がすこし固まりやすくなります。そのため、ピルを内服している人は、していない人と比べて血管血栓症のリスクが高いです。発症率は多くありませんがピルの内服で、脳梗塞など体にある細い血管に血液の塊が詰まりやすくなるという副作用があります。また、喫煙をしていたり、肥満な人がピルを内服するともともと血管血栓症のリスクが高く、さらにそのリスクを高めると言われています

終わりに

ピルはとても便利な薬ですが、実はホルモン剤で比較的強い薬ということがわかりましたね。なにも知らずに内服を始めるのは正しい効果も得られませんし、危険です。きちんと医師に処方してもらって、正しい方法で内服してくださいね。ただ、ピルはやめる時よりも飲み始める時の方が副作用が強く出やすいお薬ですので、これからピルをやめようと思っている方は自分の本来のホルモンに戻るだけなので、それほど心配しなくてもいいかもしれませんよ。

text:common編集部

Posted by admin