15分で効果。プロが教える「痩せるウォーキング」3つのポイント

ウォーキングでダイエット効果を得たいなら、距離や歩数よりも大事なことがある。そう語るのは、ウォーキングトレーナーの池田ノリアキさん。短時間でも結果につながるウォーキング方法があるそうですよ!今日からすぐにできる、目からウロコのメソッドを伺いました。
池田ノリアキ/ウォーキングトレーナー
(株)アシックスに35年勤務、シューズ企画開発、マーケティングに従事しウォーキング講師としてTV、ラジオ、新聞、雑誌などマスメディアへも多数出演。2015年アシックス退職後フリーのウォーキングトレーナーとして活動中。ウォーキング講師歴23年、講演数約1500回、4万人以上を指導。
<目次>
・「1日1万歩で痩せる」は大きな誤解!
・運動目的の歩行を覚えれば1日1万歩不要
・痩せる正しいウォーキング方法1:肩甲骨を動かす
・痩せる正しいウォーキング方法2:足首を動かす
・痩せる正しいウォーキング方法3:お腹を凹ませる腹式呼吸
「1日1万歩で痩せる」は大きな誤解!


池田さん

common編集部

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運動目的の歩行を覚えれば1日1万歩不要

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ウォーキングでダイエット効果を得たいなら、後者の「運動目的」に切り替える必要があります。
「移動目的」の歩行
- 通勤や通学など日常生活で歩くこと
- 疲れない歩き方
- 消費カロリーが少ない
- ダイエット効果はほとんどない
「運動目的」の歩行(“ウォーキング”はこれを指します!)
- 全身を使う
- 疲れる歩き方
- ダイエット効果が期待できる

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痩せる正しいウォーキング方法1:肩甲骨を動かす

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池田さん
特別に上半身を使うので、僕は“特上ウォーキング”と紹介しています。

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池田さん

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「僧帽筋(そうぼうきん)」が固まっていると、血流が悪くなり肩こりの元凶に。姿勢も悪くなるんだそう

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池田さん
猫背が改善して姿勢が良くなるので、見た目も若々しくなります。血流も良くなってコリも解消されるはずです。
肘を後ろに引くように歩くと肩甲骨が動きやすくなるそう。実践してみましょう!
痩せる正しいウォーキング方法2:足首を動かす

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池田さん
むくみが減りますし、足首周りがキュッと引き締まりますよ。

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池田さん
1.つま先を上げて、一歩前へ
2.ヒザを伸ばしてかかとから着地
するようにしましょう。

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痩せる正しいウォーキング方法3:お腹を凹ませる腹式呼吸

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池田さん
息を吸って肺を膨らませて、息を吐いてお腹を凹ませていく。吐くときは、最後まで吐き切りましょう。すると横隔膜が大きく上下し、お腹のインナーマッスルを効果的に鍛えることができます。
腹を凹ませる呼吸を行うと歩く時も軸(体幹)が安定するという

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池田さん
筋肉中の血中に酸素をしっかりと送り込むことができるので、体の内側から熱くなってきて脂肪燃焼がしやすくなります。

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池田さん

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ウォーキングで得られるのはダイエット効果だけではありません。ウォーキングを習慣にすることによって足腰が強くなりますし、心肺機能が高まって疲れにくくなります。たくさんの大きな筋肉がしっかりと動くと体温が上がり、免疫力のアップにもつながるんです。
さらに、メンタル面にも良い効果があるんですよ。ストレスを解消してリフレッシュできます。ウォーキングを生活に取り入れると、心も身体も元気になりますよ!ぜひはじめてみてください!
1万歩歩かなくても、3つのポイントをおさえることでウォーキングの運動量が大きく変わることが分かりました!ランニングほど辛くないウォーキングダイエットなら、誰でも実践しやすいですね。
最後には、ダイエット目的でなくても、ウォーキングには素晴らしいメリットがたくさんあることも熱く語ってくれました。池田さんにならって、心身がキレイに元気になる特上ウォーキングを始めましょう。
取材・文=青柳舞子
撮影=小山田滝音(ブラインドファスト)
編集=common編集部
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