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あなたは、キスが好きですか?恋人同士が愛を確かめる行為というイメージが強いキスですが、キスをする場所やタイミングにはどんな意味が込められているのでしょうか。今回は、キスをする場所やタイミングに込められて意味について、さらにはキスの格言も合わせてご紹介いていきます。
キスの定番といえば、やはり唇へのキスでしょう。唇にキスする意味は、そのままですが、「愛情表現」です。より深い愛を表現するために、彼はあなたの唇にキスをするのでしょう。
ほっぺへのキスも「愛情表現」の意味を持っています。ただし、他にも「感謝」といった意味が込められていることも。「ありがとう」という意味を込めて、ほっぺにキスをする男性もいるのです。
首や首筋へのキスは、「執着」という意味が隠れています。
「君は僕の物」といったように、あなたへの深い執着が表れているのです。
そのため、キスの中でも少し刺激が強いような気がしませんか。
肩へのキスには「恋焦がれる気持ち」という意味があります。あなたのことが愛しくてしょうがない、という気持ちが肩にキスする行動へとつながっているのです。普段はキスをしないような場所ですから、余計に深い愛情を感じますね。
額へのキスの意味は「友情」です。しかし、それだけではなく「称賛」です。日本では友情の証としてキスをするという文化はないので、後者の意味であることが多いでしょう。彼が額にキスをしてくれるときは、「よくがんばっているね」と褒める気持ちの表れかもしれません。
キスは、キスをする場所だけでなく、タイミングも重要です。キスをするタイミングには、どのような意味が隠れているのでしょうか。
デート中に、なんとなく雰囲気が良くなって、キスをしたという経験はありませんか?デート中のキスは、あなたへの愛情の表れです。一緒に過ごしている中で、あなたへの愛が高まって気持ちが抑えきれないときに、彼はキスをしてくるのではないでしょうか。また、デート中のキスは、あなたを「その気にさせたい」という意味が隠れている場合もあります。キスの後にホテルに誘われるなんてこともあるかもしれませんね。
朝、会社に行くときのキスは、当たり前ですが、「いってきます」の意味です。その日1日頑張るためのエネルギーをチャージする意味と、あなたが1日中彼のことを忘れないようにという意味が隠れているのではないでしょうか。同棲しているカップルなら、毎日でも「いっていますのキス」をしたいですね。
喧嘩をした後に、「仲直りのしるし」としてキスをするカップルも意外と多いのです。キスをすることで、お互いに「好き」「相手が大切」という気持ちを取り戻せるのかもしれませんね。
寝る前のキスは、エッチの前のキスとは少し違います。一日を一緒に過ごせたことへの感謝や、相手への思いやりが込められたキスではないでしょうか。彼とのキスの後には、幸せな眠りにつけますよね。
実は、今回ご紹介した「キスの場所ごとの意味」には、元になったキスの格言があるのです。それが、オーストリアの劇作家フランツ・グリルパルツァーの作品、「接吻」に出てくる以下のセリフです。
「手の上なら尊敬のキス 額の上なら友情のキス 頬の上なら満足感のキス 唇の上なら愛情のキス 閉じた目の上なら憧憬のキス 掌の上なら懇願のキス 腕と首なら欲望のキス さてそのほかは、みな狂気の沙汰」
というセリフです。なんだかかっこいい格言ですよね。「確かに的を得ている!」と感じた方も多いのではないでしょうか。フランツ・グリルパルツァーの「接吻」は1819年の作品です。今から200年も前に、このような格言がこの世にあったことがおもしろいですね。
今回は、キスをする場所ごとに込められた意味や、キスのタイミングによる意味、さらには、200年前に生まれたキスの格言をご紹介してきました。キスの意味は1つではないことを、200年前に主張している人がいるのです。確かに、男性も女性も、キスをするときの心理はいつも同じというわけではありませんよね。彼がどうしてキスをしたのか、キスから彼の気持ちを探ってみるのも楽しいのではないでしょうか。キスをされた場所、タイミング、さまざまな条件から、彼のあなたへの気持ちに気づかされることでしょう。
text:common編集部