失敗しない浮気調査・探偵事務所の選び方について解説します

パートナーが浮気しているかもしれないけれど、確証がない。最近、パートナーの行動に不審な点がある。探偵事務所に相談したいが、どうすればいいのか分からない。そんなお悩みをお持ちの方は、浮気調査の流れと探偵事務所選びのポイントを理解する事で行動に移していく事ができるでしょう。この記事では、浮気調査、探偵事務所選びで失敗したくない方へ向けて、以下の流れで解説していきたいと思います。

 

・探偵事務所に依頼するメリット

・探偵事務所に依頼するデメリット

・浮気調査の流れ

・探偵事務所を選ぶポイント

・まとめ

 

この記事を読めば、リスクを防いで浮気調査、探偵事務所選びを進める事ができるようになります。それでは、解説していきます。

 

探偵事務所に依頼するメリット

もし、離婚を検討している方でパートナーに浮気の疑いがある場合は、探偵事務所に依頼する事で証拠をつかむ事ができ、高額な慰謝料を請求できる可能性が高くなります。その他、探偵事務所に依頼するメリットとしては、以下のようなものがあります。

 

・慰謝料請求の証拠をつかむ事ができる

・真実を知る事ができる

・相手にばれるリスクを抑えられる

・浮気、不倫関係を清算できる

 

慰謝料請求の証拠をつかむ事ができる

パートナーに浮気の疑いがあっても、慰謝料を請求する為には法廷でも認められるしっかりとした証拠が必要です。LINEのやり取りのような証拠だけでは、慰謝料を取れない場合もあります。最も有力な証拠は、客観的に誰でも分かるような写真や動画です。個人では用意する事ができないような証拠も、プロに依頼する事で用意できる確立が高くなります。また、証拠をつかんだ後でもすぐに慰謝料を請求しなくても浮気の事実を知った日から３年間は有効となります。その為、今後のパートナーの動向を見ながら切り札として持っておく事もできるのです。

 

真実を知る事ができる

パートナーの行動に不審な点があり、浮気を疑っていた場合、その真実を知る事ができます。調査員が、対象者の行動を全て記録していきますので事実がはっきり分かるようになります。場合によっては、仕事の残業で帰りが遅くなっていただけ等、浮気とは別の事情が分かるかもしれません。いずれにせよモヤモヤしていた真実をはっきりさせる事で、安心が得られる事につながる可能性があります。

 

相手にばれるリスクを抑えられる

中にはご自身で浮気調査を進める方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりリスクが高く、ばれた時に状況がさらに悪化してしまう事も考えられます。浮気をしている相手は、警戒心が高くなっており、気付かれる可能性が非常に高いです。調査員はプロですので、尾行だけでなく、撮影の機材なども専用のものを持ち合わせています。また顔もばれる心配がありません。

 

浮気、不倫関係を清算できる

調査を依頼する場合でも、中には離婚まで考えていない方もいらっしゃると思います。事実関係を知る事で、相手と話し合いを行い、浮気や不倫関係をやめさせる事もできる場合もあります。証拠を押さえているので、状況に応じて慰謝料を請求する事もできます。

 

探偵事務所に依頼するデメリット

続いてデメリットについて説明していきます。デメリットについても、理解した上で進めていく事で何か想定外の事案が発生した際にも柔軟に対応する事ができるでしょう。

 

・費用がかかる

・短期間で結果が出ない場合がある

・想定外の結果となる場合もある

 

費用がかかる

当然の事ながら、探偵事務所に依頼する場合は費用が発生します。探偵事務所によって料金体系は様々ですので、調査を依頼する前に比較検討してみる事をおすすめします。また、最近では少なくなったものの、中には悪徳業者も存在しますので発生する料金は明確にした上で進めていきましょう。

 

短期間で結果が出ない場合がある

場合によっては、すぐに結果がでない事もあります。理由としては情報が少なかったり、対象者が調査期間に浮気をするとは限らないからです。平均的な浮気調査の期間は１週間から１ヶ月ほどになります。長引く場合は、半年くらいかかる事もあります。一般的に調査期間が長引くほど探偵料金も高くなっていきますので、できる限り必要な情報は事前に提供できるようにしましょう。

 

想定外の結果となる場合もある

調査をした結果、想定外の事実が分かる事もあります。浮気を疑っていたが実際は、夜遅くまで残業をしていただけであったり、特別な事情があっただけ等、場合によっては浮気調査した事を後悔してしまう可能性もあります。結果としては良かった事でも、お金がかかっていますので、普段から会話をしていたりコミュニケーションを取っていれば防げる場合もあります。疑ってしまった事を後悔してしまう事もあるかもしれませんが、探偵事務所に依頼する場合は様々な結果を想定しておく必要があるかもしれません。

 

浮気調査の流れ

次に、実際に浮気調査を依頼した場合、どのような流れで調査が進んでいくか解説していきます。そもそも浮気調査とは、調査対象者が本当に浮気をしているかどうか、調査員が尾行、張り込み、聞き込みをしながら調査していくものになります。最終的には、調査報告書に結果をまとめて依頼者に報告を行います。

 

(浮気調査の流れ)

・無料相談

・面談

・見積もり

・契約

・浮気調査

・調査完了

 

上記が大まかな調査の流れとなります。順番に説明していきましょう。

 

無料相談

実際に、探偵事務所に行く前に問い合わせをしてみましょう。多くの探偵事務所では、電話やメールで無料相談を受け付けています。無料相談をしたからと言って必ず依頼しなければいけない訳ではありません。この段階では、浮気をしている可能性がどれくらいあるか、調査をする必要があるか、調査料金はいくらくらいかかるか、について確認してみましょう。

 

面談

無料相談の後、必要に応じて対面での面談を行っていきます。事務所で行う場合がほとんどですが、指定の場所で行う事もあります。面談では、より詳細で具体的な内容を確認していきます。探偵事務所側で内容の精査を行った上で、調査可能かどうか判断していきます。精査に時間がかかる場合もありますので、面談も必要に応じて２～３回行っていきます。

 

見積もり

面談での情報をもとに、探偵事務所から調査方法と見積もり金額の提示がされます。予算が決まっている場合は、事前に伝えておく事によって調査プランもいくつか提示して

もらえるはずです。面談、見積もりは無料ですので、もし内容に納得できないようであれば遠慮せずに伝えましょう。この段階で契約に進まなくても問題はありません。

 

契約

面談で確認した調査方法、見積もり金額に納得できるようであれば契約へと進んでいきます。契約書へ署名しましたら、調査に進む前に調査内容の詳細を打合せしていきます。ここでは、出来る限り調査対象者の情報を提示できるようにしましょう。尾行するルートや、怪しい時間帯に重点的に張り込みする等、緻密な計画を立てていきます。

 

浮気調査

いよいよ実際に調査へと進んで行きます。探偵事務所によっては、結果が出てから最終報告という形で報告がされる場合もありますし、途中経過を知らせる中間報告をしてくれるところもあります。

 

調査完了

調査が完了し、報告書を受け取ります。調査料金については、このタイミングで支払う事が多いです。調査結果をもって、追加調査を依頼するのか、場合によっては弁護士やカウンセラーを紹介して貰えるところもあります。

また、一般社団法人東京都調査協会によると浮気調査の料金として、調査員1人に対し1.5～2万円が調査料金の水準となっています。複数のチームで調査が進められる場合は、確実な調査が期待できますがその分費用は高くなる傾向になります。また、探偵事務所によっても料金システムが異なる場合がありますのであくまで参考として紹介させていただきます。

 

以上が一般的な、探偵事務所による浮気調査の流れになります。

実際の調査の中身について、具体的な内容を一例として説明させていただきます。

 

尾行

ほとんどの浮気調査は、尾行する事によって対象者の行動を確認、記録していく事になります。いつ、どこで、誰が、何をした、というように具体的な行動を時間とともにしっかりと記録していきます。まるでドラマや映画のような世界に思うかもしれませんが、ばれないように変装をしたり、使用する車両を適時乗り換えて変更したりと徹底して行います。

 

張り込み

調査対象者が動き出すまでの間、調査員は長時間待機しなければいけない事もあります。数時間から半日近くじっと待つ事もありますが、対象者を見失わないように、また、決定的瞬間を逃さないよう張り込みを行っていきます。

 

撮影

浮気だと、決定的に分かる状況になったら撮影して証拠に残します。写真や、動画の場合もありますが、対象者、浮気相手の顔がはっきり分かるもの、場所が具体的に分かるように撮影を行います。状況に応じて機材を変えたり、方向を変えたりして決定的瞬間を押さえます。

 

報告

調査が完了したら、報告となります。具体的な内容で、何時に誰が何をした、というような形で、誰が見ても状況が分かるような内容で報告書が作成されます。何ページにも渡って、調査対象者の行動や浮気相手の情報がまとめられます。冊子にまとめられる形式やDVDで動画にまとめられて作成される場合もあります。

また、優良な探偵事務所であれば調査報告書は法廷に提出可能なレベルでしっかりと作成されます。調査報告書は法廷で重要な証拠となる為、事前にどのような形で報告書が作成されるか、サンプルなどを見せてもらえる探偵事務所を選ぶ事もポイントになってきます。

 

探偵事務所を選ぶポイント

続いて、探偵事務所を選ぶポイントについて解説していきます。

 

・探偵業届出番号の有無

・行政処分の有無

・誇大広告の有無

・事務所の所在地

・料金

・面談場所

 

探偵業届出番号の有無

探偵業として業務を行う場合は、法律に基づいて業務を行う事が義務付けられています。また、探偵業を行う者は公安委員会に届出が必要になっています。証明書が発行されたら、事務所の見やすい場所やホームページに掲載が必要です。ですので、探偵業届出番号が確認できない場合は、法律を守って業務が行われない可能性があるのでそのような探偵事務所は絶対に避けましょう。

 

行政処分の有無

法律を守らずに探偵業を行った場合は、営業停止命令や営業廃止命令を受けます。過去にこういった行政処分を受けている探偵事務所は避けた方がいいでしょう。行政処分を受けた探偵事務所については、３年間警視庁のホームページに掲載がされますので確認してみましょう。

 

誇大広告の有無

ホームぺージをチェックした際に、誇大広告がされていないかチェックしましょう。「100%成功」「絶対必ず成功」などの謳い文句で宣伝がされていたら注意が必要です。この世の中に100%、絶対はありません。

 

事務所の所在地

依頼時の面談や、打合せなど何回も事務所に行く可能性がある事を考慮すると、事務所があまり遠くにあると負担になってしまいます。ですが、あまりに自宅の近くにあっても万が一事務所に出入りしているのが見つかり、不審に思われてしまっても大変です。通える範囲で、自宅からも近すぎないちょうどいい距離の場所に事務所があると良いでしょう。

 

料金

まずは料金体系が明確になっている事が大切です。ですが、事前にホームページ等をチェックしていて、あまりにも安い場合には注意が必要です。後から追加で料金が発生したり、値段相応の調査しかされない可能性もあります。余裕があれば複数社の料金を比較して検討できるようにしましょう。

 

面談場所

多くの場合、事務所で面談を行いますが、場合によっては喫茶店やカフェなどを面談場所に指定される事もあります。こうした場合でも、事務所に実際に行ってみる機会を設ける事をおすすめします。自宅を事務所の住所としていたり、大企業のように見せかけて、実はレンタルオフィスを利用して実態は事務所が存在しない可能性もあります。悪徳業者の場合、何かトラブルが起きた場合に連絡が取れなくなってしまう可能性もありますので、一度は事務所で面談ができるように設定して所在地を確認しておく事をおすすめします。

 

まとめ

以上、探偵事務所に依頼するメリット、デメリットと浮気調査の流れ、探偵事務所を選ぶポイントについて解説させていただきました。ほとんどの探偵事務所は、始めは無料で相談できますので、まずは相談してみる事をおすすめします。以上、この記事があなたのお役に立ちましたら幸いです。

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