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ウイスキーのカロリー・糖質を調査!ウイスキーは太る?太らない?!焼酎やビールなど他のアルコールとの比較

2019.1.4

ウイスキーは、少し前まで年配の方の飲み物というイメージでしたが、最近はハイボールにして飲む人が増えてきました。ただ、いくら流行していても、ウイスキーは太るのか?太らないのか?で今後飲むかどうかを決めるのが私たちダイエッターです。今回はウイスキーのカロリーや糖質を焼酎やビールなど、他のアルコールと比較していきます。またダイエット中にアルコール摂取をするうえで注意するべきことについてまとめてみました。

アルコールにもカロリーはある?1gあたりの計算式

「アルコール自体にカロリーはない」と思われている人もいますが、アルコール1gあたり7キロカロリーあります。それでもピンときませんよね。ウイスキーのカロリーについてご説明する前に、わかりやすくビールを事例にアルコールの計算式を簡単にご紹介します。

    純正アルコール量=お酒の量×(アルコール度数÷100)×0.8

これを350mlでアルコール度数5%のビールで計算してみます。

350×(5÷100)×0.8=14

純正アルコール量は14g、アルコール1gあたり7キロカロリーなのでそれに14gをかけると350mlあたり98キロカロリーになりました。ただ、これはアルコールのみのカロリー、そこにホップや添加物が加わるので350mlのビール1本のカロリーはおよそ140~170キロカロリーになります。思っていたよりもアルコール自体にもカロリーはあるし、プラスとなるカロリー内に含まれる物がポインントになると、何となくご理解いただけたと思います。

ウイスキー100mlあたりのカロリーと糖質量

それでは、ウイスキー100mlあたりのカロリーを見てみましょう。

    ウイスキー100mlあたりのカロリー 237キロカロリー
    ウイスキーシングル(30ml)サイズのカロリー 71キロカロリー

ウイスキー100mlあたりのカロリーは237キロカロリーです。その計算でシングルの量を考えると71キロカロリー、ダブルはその倍なので142キロカロリー、さらにシガー(45ml)は106キロカロリーです。シングル(30ml)で71キロカロリーもありますが、ウイスキーをビールのようにグビグビ飲む人はあまりいません。また、ウイスキーの糖質量はゼロです。

ウイスキーの種類別カロリー

ウイスキーには種類があります。日本で人気のサントリーウイスキーを例に100mlあたりのカロリーを比較します。

    モルト 「サントリーシングルモルトウイスキー山崎」 239キロカロリー
    ブレンデッド 「サントリーウイスキー響」 239キロカロリー
    グレーン 「サントリーウイスキー知多」 239キロカロリー

シングルモルトとは1つの蒸溜所のみで作られ原材料は大麦麦芽のみ、ブレンデッドとは複数の蒸溜所のウイスキーを混ぜ合わせたりモルトやグレーンを混ぜ合わせたりしたものです。世界の約9割のウイスキーはブレンデッドと言われています。グレーンとは様々な穀物を混ぜ合わせたものです。他の銘柄を調べたら100mlあたり220~230キロカロリーでした。ウイスキーは種類や銘柄が異なってもカロリーはそれほど変わりないことがわかります。

ウイスキーをハイボールにした場合のカロリー

缶タイプのハイボールの100mlあたりのカロリーを見てみましょう。

    サントリー「トリスハイボール缶」 50キロカロリー
    サントリー「角ハイボール缶」 49キロカロリー
    ニッカ「ブラックニッカクリアブレンドハイボール」 50キロカロリー

メーカーや銘柄が異なってもカロリーに大きな差はありません。

ウイスキーは糖質ゼロだからダイエットにおすすめ?!

日本酒等の醸造酒はお米そのものの糖質を受け継ぐことになりますが、ウイスキーは大麦麦芽や水などの原材料を糖化・発酵させた後に揮発成分だけを蒸留するので糖質は含みません。糖質がゼロとなるとウイスキーをこれまで飲んでこなかった人も気になりませんか?!

ウイスキーは焼酎やビールよりカロリーが低い?!

続いては、ウイスキーのカロリーについて、焼酎やビールなど他のアルコール100mlあたりのカロリーと比較してみましょう。

    ウイスキー 237キロカロリー
    焼酎 205キロカロリー
    芋焼酎 145キロカロリー
    ワイン 73キロカロリー
    日本酒 107キロカロリー
    ビール 40キロカロリー
    発泡酒 45キロカロリー

アルコールのカロリーはアルコール度数に比例して高くなります。こうやって見るとウイスキーや焼酎のカロリーは高く、ビールのカロリーが非常に低いように思えます。ただ、お酒によってアルコール度数は異なりますよね。ビールのアルコール度数は5%程度ですがウイスキーは40パーセントもあります。良い大人が、ウイスキーや焼酎をストレートでビールと同じ量飲むということはしませんよね。つまりビールのアルコール度数を基準に、どれくらい飲むか比較することが大事です。ウイスキーをビールの濃度と同量(350ml)飲んだ場合のカロリーは97キロカロリーです。缶ビール1本当たり140~170キロカロリーあります。
同じ条件で比べると、ウイスキーや焼酎といった蒸留酒のほうが断然低カロリーになるのです。

ウイスキーをダイエット中におすすめする理由

ここでダイエット中にアルコールを摂取するならなぜウイスキーをすすめるのかについて具体的にご説明していきます。

ウイスキーは糖質ゼロ!糖質制限ダイエットに向いている

ウイスキーや焼酎は蒸溜されるので糖質はありません。日本酒やビールとウイスキーで、100mlあたりの糖質量を比較してみましょう。

    日本酒 4.5g
    ビール 3.1g
    ウイスキー 0g

ビール1缶(350ml)飲むと約11gの糖質を摂取することになります。ウイスキーに甘い炭酸水を加えない限り、アルコール摂取によって血糖値は上昇しません。

糖質だけじゃない!ウイスキーのプリン体含有量は低い

ダイエットをする理由は様々ですが、尿酸値を上昇させるプリン体を気にされる人も多いですよね。ウイスキー等蒸留酒のプリン体含有量は極めて低いです。下記は100mlあたりの大体のプリン体含有量です。

    ウイスキー 0.1mg
    発泡酒 2~4mg
    ビール 3~7㎎
    紹興酒 11mg

比べてみると一目瞭然、ウイスキーは尿酸値を上昇させにくい、つまり痛風等を予防することができます。

ウイスキーの脂肪燃焼効果やアロマ効果について研究報告がある

ある研究によると、ウイスキーの香りに癒し効果や脂肪燃焼効果があることがわかっています。また樽で熟成されることで樽ポリフェノール(抗酸化作用)がウイスキーに溶け込むため、ウイスキーに抗酸化作用があることがわかっています。それはダイエットや糖尿病等の抑制につながるという研究結果も多く発表されています。

低カロリーや糖質ゼロ!アルコールの落とし穴に注意しよう

ウイスキーをおすすめしましたが、どうしても他のアルコールが好きだし飲みたいという人もおられますよね。ダイエットに失敗しないためにウイスキーを含むアルコール摂取で押さえるべき点についてご説明します。

カロリーが低いウイスキーでも太る!アルコールの飲み過ぎには注意

ウイスキーに糖質がないからといっても一緒に食べる物に糖質があれば血糖値は上がります。ダイエット中にウイスキーを飲みながら食事をする場合は食物繊維を多く含んだ野菜や海藻類から食べるなど食べ順を意識した方が良いですよ。また、飲み過ぎによって脳が麻痺しドカ食いをする可能性もあります。アルコールを摂取するときは節度を守りましょう。

ビールはご飯に合うけれど血糖値を上昇させる飲み物であることを理解する

「仕事終わりの一杯はビール」「夕ご飯のお供はビール」と決めている人も多いでしょう。ただ、今回「ダイエット中ならばウイスキーを選ぶべき」とお伝えしたように、比べるほどビールはダイエットに不向きであることがわかります。

    500mlあたりのカロリー 200~250キロカロリー
    350ml当たりのカロリー 140~170キロカロリー

多いもので1缶飲むだけで250キロカロリー、しかも糖質も含むので空腹に飲むと血糖値をグンと上げることになります。

ビールなどアルコールの糖質ゼロ・カロリーオフの落とし穴

    糖質ゼロ
    カロリーオフ
    プリン体オフ

最近はカロリーオフや糖質オフといったビールも販売されています。「これを飲めば大丈夫」と夕ご飯のお供にカロリーオフや糖質オフのビールを飲みますが、その行為自体が落とし穴ですよ。ゼロやオフといったロゴに安心してしまい、必要以上にアルコールを摂取すると、糖質がなくてもカロリーはありますし、低カロリーでも摂取しすぎるとカロリーオーバーになりますよ。合わせて何かを食べるとその分のカロリーも加算されます。ご自身が決めた量を飲むなど固い決心がないとビールなどのアルコールを摂りながらのダイエットは成功しません。

焼酎はカロリーが低い!糖質ゼロだけれど飲み方次第で太る

焼酎はウイスキーと同じ蒸留酒だからカロリーが低く糖質はゼロです。ただ、焼酎はカルピスなどの甘い物と混ぜてサワーにすると美味しく飲めることから、甘い味を足してつい飲み過ぎてしまいます。ウイスキー同様、ダイエット中に焼酎を飲む場合は甘い物は避け、お湯割に梅干しを足す程度にしましょう。

「アルコールのカロリーは吸収されないから太らない」は解釈違い

ある医師はアルコールで摂取したカロリーの多くは肝臓で吸収され水と二酸化炭素となり体外へ排出されると言っています。それを「アルコールは太らないからお酒と一緒に何かを食べなければ大丈夫」と解釈するお酒好きな人もいますよね。
しかしアルコールは肝臓で消化される際に代謝や筋肉の合成を阻害することがわかっています。体内に入ったアルコールを燃焼することを優先させるために本来の代謝をお休みさせるからです。また、脂肪を燃焼させる役割は筋肉にありますが、筋肉の合成を邪魔するのですからお酒好きさんは痩せにくい身体をご自身が作っていることになります。
つまり少量のアルコール摂取では肥満の原因にはならないけれど、アルコールを摂取したぶん代謝と筋肉の合成が阻害される、その時間が長いと行き場のないエネルギーは中性脂肪となって身体に蓄積されます。アルコールと一緒に物を食べなくてもその前に食べた分があるから、太りますよね。

最後に

今回はウイスキーのカロリーや糖質、また焼酎やビールなど他のアルコールのカロリーや糖質について調べてきました。ウイスキー、焼酎、ビールなどのアルコール類は、アルコール自体にカロリーがあるため、ダイエット中に飲んで太らないとは言えません。またウイスキーのカロリーは低いわけではないけれど糖質

岡 清華

監修者:岡 清華(おか さやか)

管理栄養士/ヨガトレーナー。管理栄養士過程 大学卒業後、健康と食の知識を深めるために、ハワイのカウアイ島にてアーユルヴェーダを学ぶ。広尾の会員制ヨガスタジオ「デポルターレヨガ」でトレーナーを務めた他、管理栄養士として食事の指導やイベント開催、メニュー開発などに携わり、現在は産業、健康経営事業にも取り組んでいる。Instagram @okasaya

text:common編集部

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