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一流が通う疲労回復ジムが教える、最高の仕事パフォーマンスを引き出す小さな習慣

2019.8.1

一流ビジネスマンが足しげく通う疲労回復専門ジムとして知られる「ZERO GYM」から今年5月に発売された書籍『エグゼクティブ・コンディショニング』。高額収入を手にしている、いわゆる“エグゼグティブ”向けのコンディショニング方法が紹介されています。仕事で一歩抜き出るには、一体どんなコンディショニングが有効なのか。著者である、ZERO GYM プログラムディレクターの松尾伊津香さんに話を伺いました!

誰でもできる『エグゼクティブ・コンディショニング』とは?

仕事がデキる人とそうでない人の決定的な違いは、一体どこにあるのか。 ここ数年で注目されているのが、一流と呼ばれるエグゼクティブたちが日々行う“コンディショニング”方法です。例えば、瞑想。気持ちを整える、思考をクリアにし判断力をアップさせるなど、ビジネスマン・ビジネスウーマンにとって嬉しいさまざまな効果があると言われています。

ただ、瞑想はちょっとハードルが高い・・・と感じている方のため今回は、一流が通う疲労回復ジム「ZERO GYM」が教える、最高の仕事パフォーマンスを引き出す小さな習慣を教わりにいってきました!

『エグゼクティブ・コンディショニング』著者の松尾伊津香さん

松尾さん

大学生のときに心理学を専攻し臨床心理士を目指す中でヨガと出会い、その後スポーツインストラクターに転身したそう

<目次>
仕事で成果を出したいなら、スマホに“門限”をつくること
寝る前1分の習慣で脳の働きを活性化する
「スクワット」で最高のパフォーマンスを手に入れる!
仕事がはかどらない人は野菜不足を疑え
満腹まで食べるとパフォーマンスが落ちる
誰でも、コンディショニングで人生を高めることができる

仕事で成果を出したいなら、スマホに“門限”をつくること

common編集部

 
『エグゼクティブ・コンディショニング』では、“仕事における最高のパフォーマンスを持続する”ための方法が紹介されていますよね。私も仕事デキる人になりたい!早速ですが、いますぐ実践できる技を教えてください!

松尾さん

はい、いろいろご紹介させていただきますね。まず最初にご紹介したいのが、「スクリーン門限」です。

common編集部

 
スクリーン門限・・・!?

松尾さん

寝るまでの、最低一時間はパソコンやスマホなどのデジタルデバイスから離れましょうという“門限”を作ることです。

common編集部

 
それにはどういった効果が?

松尾さん

“仕事における最高のパフォーマンス”を発揮するには良質な睡眠は非常に重要です。デジタルデバイスって、睡眠の質を悪化させてしまう一番の要因なんですよ。

common編集部

 
やっぱりブルーライトがいけないんですか?

松尾さん

ブルーライトからの悪影響もありますし、情報を入れることで脳が休まらなくなるんです。仕事しているときと同じ状態なので、リラックスして眠りにつけなくなってしまいます。リラックスするための呼吸法や入浴法を取り入れても、寝る直前にデジタルデバイスを見てしまったら台無し。だから、「スクリーン門限」を第一に掲げているんです。

common編集部

 
耳が痛いです・・・。寝る直前までスマホを見ている人は、今多そうですね。

松尾さん

実は私も以前はスマホを寝る前に見ちゃうタイプだったんですよ。なので、あまり寝つきが良くなかった。見なくなってからは、寝つきが格段に良くなりましたね。

common編集部

 
どうやって“門限”を守れるようになったんですか?方法が知りたい!

松尾さん

きちんとルールを決めることです。
・寝る○時間前はスマホを見ない
・ベッドルームにスマホを持ち込まない
・スマホの電源を切る
など、ルールは自分に合ったものでカスタマイズしても良いと思いますが、守るべきラインをはっきりさせないと結局ズルズル使ってしまうことになります。きちんとルールを決めてから実践することがポイントです。

common編集部

 
守るべきラインを自分で設定する。なるほど。ちなみに寝る前にテレビを見るのも、睡眠に影響ありますか?

松尾さん

スマホやパソコンよりはテレビの方がまだマシ・・・という感じでしょうか。スマホとテレビでは情報の受け取り方に差があって、テレビからの情報は受動的なので、リラックス度合いがスマホよりはまだ高いんです。スマホに来る連絡のように返信を考えたりすることもありませんし。でも、できれば辞めてほしいですね。

寝る前1分の習慣で脳の働きを活性化する

common編集部

 
寝る前1時間はスマホから離れて、ベッドで目を閉じればいいわけですね。

松尾さん

呼吸も大事です。寝る時間になっても日中の緊張モードがとれず、呼吸が浅くなっている方はとても多いんです。すると、寝つきが悪くなり睡眠の質が下がります。翌朝も頭がスッキリしない原因になっています。

common編集部

 
呼吸が浅い!?どうすればいいですか?

松尾さん

息を吸うときにお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹を凹ませる「腹式呼吸」を意識的に行ってみてください。呼吸を深く吸ったり吐いたりすることで、心身のリラックス効果が得られます。寝る直前に行うのがおすすめですよ。

common編集部

 
これは簡単ですね!1分もあればできる。今日からやってみます!

松尾さん

毎日続けて、仕事パフォーマンスをあげましょう!

「スクワット」で最高のパフォーマンスを手に入れる!

松尾さん

ZERO GYMプログラムディレクターとして現在は、さまざまな人に指導を行っている

common編集部

他にも、仕事ができる人になるために、今すぐ実践できることは何かありますか?

松尾さん

仕事における最高のパフォーマンスを維持するうえでは、筋肉を動かすことが重要です。筋肉は下半身に集中しているので、下半身を動かすことをおすすめしています。

common編集部

 
具体的には何をすればいいんですか?

松尾さん

家でできることと限定すると、私が知る限り「スクワット」に勝るものはないですね!本書でもスクワットをご紹介しています。

common編集部

 
スクワットかぁ・・・う~ん苦手。他にも日常生活でできることはありますか?

松尾さん

階段を上る動作も、足を引き上げるので筋トレになりますよ。私は、いつも8階にあるオフィスまでは階段です!(笑) 階段を使ってその日の体調をはかっています。息が上がりやすかったり、疲れやすかったりすると、体調が万全ではないなと。反対に、調子が良いときはかかとをつけずに上がっていきます。

common編集部

 
8階まで階段!?わ~それは体力がつきそうですね!普段歩く時にも気を付けていることはありますか?

松尾さん

内ももを引き上げて、重力に逆らうイメージで歩いています。でもやはり、鍛えようと思うとスクワットに勝るものはないですね。

common編集部

 
おぉ、スクワット最強説ですね!

松尾さん

自重トレーニングになるとどうしても負荷が限られてしまうので、そうなるとスクワットが一番負荷がかけやすいんです。全身の筋肉の中で最も大きな筋肉である、大腿四頭筋を稼働できるという意味でも効果が高いんです。

common編集部

 
私みたいに普段何も運動していない人の場合、スクワットはどれくらいやれば効果が出てきますか?

松尾さん

最低でも一日に20~30回はやった方がいいとは思います。ですが、1回やるだけでもけっこう実感できると思いますよ!血流が良くなったすっきりした感じや、ちょっと汗ばむ感覚は感じられると思います。

仕事がはかどらない人は野菜不足を疑え

common編集部

 
睡眠、運動と伺いましたが、“仕事における最高のパフォーマンスを持続する”ためのコンディショニング方法として、食事に関してすぐにできることはありますか?

松尾さん

とにかく野菜をとることですね!私は食事指導も行っているので、事前に普段の食事内容を聞きますが、みなさん驚くほど野菜が足りていないです。

common編集部

 
野菜を食べることと仕事のパフォーマンス・・・どんな関係が?

松尾さん

現代の食事にはパスタやパン、中華麺といった小麦粉系、ご飯ものなど、糖質が多くて血糖値が上がりやすいものが多いんですが、血糖値の乱高下は疲れを助長させます。つまり、疲れをためない心身には血糖値を安定させることが重要になります。食物繊維豊富な野菜を食べることで、血糖値が安定しやすくなるんです。

common編集部

 
野菜不足のせいで疲れやすくなって、仕事効率が落ちている可能性があると!?これは衝撃事実かも。どうやって野菜を取り入れたらいいですか?

松尾さん

毎食、両手のひらを合わせた分くらいの野菜は食べてほしいですね。一食サラダを食べたら満足するのではなくて、毎食食べることが大事。そうでないと、ライフスタイルの中から排除されてしまいがちなので意識してほしいです。

松尾さん

ダイエットにも精通し、『一生太らない魔法の食欲鎮静術』の著者でもある

common編集部

 
最近、疲労がすごくて仕事にも悪影響だな~と思ってたので、野菜食べます!

松尾さん

ダイエットにも効果的です。食事の最初に野菜を食べると、同じものを食べていても脂肪を蓄えるホルモンが出にくくなります。胃に野菜のお布団を作ってあげるイメージですね。食事の量を減らすのは難しくても、足せばいいと思えば実践しやすいと思います。

満腹まで食べるとパフォーマンスが落ちる

common編集部

 
松尾さん自身が、毎日のパフォーマンスを上げるために行っているルーティンワークはありますか?

松尾さん

毎朝必ずコップ一杯の水を飲んでいます。なんだか身体が整う気がするんですよ。

common編集部

 
よくモデルさんとかも言っていますよね!うん、これは真似できそう。

松尾さん

それと、食事はお腹が空くまで食べないようにしています。満腹だとパフォーマンスが落ちる感覚があるので、ちょっと空腹くらいの状態を保つようにしています。時間に縛られず、身体と相談して「食事は要らないな」と思えば食べないので、一日一食のときもあります。プチファスティングもたまにやります。

common編集部

 
そのときのコンディションで決めることが大事なんですね。まさにお手本のような生活で眩しい・・・

松尾さん

私も昔は全く違ったんですよ!仕事の忙しさにかまけて身体を動かさずに過ごしていました。そうしたら、体調が優れなくなって、気持ちもふさぎ込みがちなってしまったことがあって・・・

common編集部

 
松尾さんでもそんな経験があるなんて、意外です。

松尾さん

そこから、反省してきちんと自分の身体と向き合おうと思ったんです。今は、週3日くらいは運動をすることにしています。ボクシングフィットネススタジオの「b-monster」に行ったり、ヨガをしたり走ったりもします。一週間全く運動しないことはないですね。

誰でも、コンディショニングで人生を高めることができる

松尾さん

「脳からきている疲れをとるジム」にしようとプログラムを作成しているという松尾さん

common編集部

 
スマホ門限、腹式呼吸、スクワット、野菜を食べる、満腹まで食べない・・・などすぐに実践できる方法をたくさん教えていただきましたが、改めて『エグゼクティブ・コンディショニング』を通じて伝えたいメッセージはありますか?

松尾さん

「ZERO GYM」では、一般的にヘルスケアと呼ばれるものや、病気やけがを治療する病院が担うものとはまた違う「アクティブヘルス」という定義を打ち出しています。

怪我や病気ではないけれど、肩こりやだるさ、眠気などの不調に悩みを持つ方に対して、ベストコンディションを目指すための事前準備のような概念です。心身のベストコンディションに向けて、一歩先を歩む攻めの姿勢の健康領域ですね。

なのでこの本は、男女関係なく、お仕事を頑張っている方、運動したいけど時間がない方、筋トレほど頑張れないし頑張りたくない方にぜひ手に取ってほしい。日常生活を頑張る皆さんに、読んでいただきたいですね!

common編集部

 
今日松尾さんから伺ったお話だけでも、日々のコンディショニングの重要性が再確認できました!

松尾さん

本では「スクリーン門限」の部分を行動指針として表していますが、要するに現代の人たちはデジタルデバイスとの距離にもっと危機感を持つべきだと思うんです。電車やエレベーターも含めて便利になるということは、その分動かなくなるということでもあるので、身体にとってはデメリットになる側面もあります。

家具にもデジタルデバイスが入ってきている時代なので、コンディションを崩す可能性は自ずと上がっています。自分で自分の手綱を引いてできる自己管理は非常に重要ですね。

common編集部

 
IT化が進む現代だからこそ、コンディショニングが重要なわけですね。最後に、松尾さんが今後目指すライフスタイルがあればお聞かせください!

松尾さん

時代的にもそうだと思いますが、「健康経営」や「働き方改革」を啓蒙できたらと思っています。コンディション、身体の健康を整えることは、人生を高めることに直結するものだと思うので、その考え方や方法をどんどん打ち出していきたいです!

 

松尾さん、ありがとうございました!“コンディショニング”と聞くとものすごく辛い筋トレや食事制限をしなければならないのかと思われがちですが、意外にも今日から実践できる内容が多かったように感じます。まずは自分の身体の声をきちんと聞くことから始めてみましょう。気になる方はぜひ『エグゼクティブ・コンディショニング』を手に取ってみてください。

松尾伊津香

松尾伊津香

1987年生まれ、福岡県博多区出身。 関西学院大学在学中、心理学・精神医学を学ぶ傍ら、ヨガ哲学やメディテーションに出会い、目覚める。アメリカ留学中にその知識を深め、帰国後は銀座でヨガインストラクターとして勤務。小さい頃から食欲が強く、ダイエットのプロとして働きながらも、「制限」「我慢」を強いられるダイエットルールに振り回され、過食に苦しんだことも。その後は「食欲は抑制するものではなく鎮静するものである」という考えから、食欲と食べ方の研究を続け、オリジナルメソッド「食事瞑想」を確立。現在はプロボディデザイナー、ZERO GYMプログラムディレクターとして活躍中。5月に書籍『エグゼクティブ・コンディショニング』を出版した。

取材・文・撮影=小山田滝音(ブラインドファスト)
編集:common編集部