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痩せるだけじゃない!細胞が若返る「半日ファスティング」のススメ

2019.7.31

疲労や体脂肪の増加、老けの原因は「食べ過ぎ」にあるかもかもしれません。健康のためには1日3回食べることとされていましたが、最近では「食べる時間」を減らし、「食べない時間」を増やすことがダイエットだけでなく健康にも良いことがわかってきました。今回は若返り効果大!半日食べない時間をつくるだけの、簡単ファスティングについて詳しく解説していきます。

現代人は食べ過ぎている!?

私たちの体は「食べる時間」に体脂肪を貯蔵し、「食べない時間」に体脂肪を燃やします。「食べる時間」には脂肪の燃焼は止まり、食事から得られるブドウ糖を燃やします。反対に「食べない時間」にはブドウ糖ではなく脂肪細胞に貯蔵された体脂肪をエネルギーとして脂肪を燃やします。

しかし、現代人は「食べない時間」が短くなり「食べる時間」が長くなっています。すると、食事から得たブドウ糖を燃やすばかりで、体脂肪を燃やす力が衰えてしまうのです。

豪華な食卓

体脂肪を燃やす力が衰えると、少しの「食べない時間」を過ごしただけでも、脂肪を燃やす代わりに、ブドウ糖をもっと求めるようになりひどい空腹感に襲われるようになります。

つまり、体にはたくさんの体脂肪を蓄えているにも関わらず、それを燃焼することができなくなってしまっているのです。

代謝を鍛える=体脂肪を燃やせる体になる

日々食べ過ぎている方に、体内に蓄えられた体脂肪を燃やせるようになるためにおすすめしたいのが、ファスティングです。ファスティグには以下のようなメリットがあります。

・ 脂肪の分解を増やす
・ 血糖値を下げる
・ 空腹感の改善
・ 成長ホルモンを増やす
・ 免疫系の改善
・ 細胞の再生と修復の改善
・ 消化酵素を休ませ、代謝酵素を働かせる
・ デトックス効果
・ インスリン感受性の改善 他

「食べない時間」を長くすることにより、本来体が持つ能力を強化できます。

私たちが生きていく上では「酵素」の働きが欠かせませんが、酵素には食べ物を消化してくれる「消化酵素」とエネルギーを生み出す代謝やターンオーバー、デトックス、免疫の働きがある「代謝酵素」があります。「食べる時間」が長い人は消化酵素ばかり浪費してしまい、代謝酵素がうまく機能できない状態になっています。

そこで、ファスティングにより「食べない時間」を長くすることで、消化に取られていたエネルギーを代謝に回せるようになります。つまりファスティングにより代謝が鍛えられるのです。また、日頃消化しきれず溜まっていた体内の老廃物も排出されやすくなるため、体の中を大掃除できます。

「食べる時間」を減らし、「食べない時間」を増やす

時計をチェックする

1日のうちで「食べない時間」を長くすることは、代謝を鍛えることになります。最後の食事から12時間たつと「脂肪燃焼モード」に入り、体脂肪が燃え始めます。

「脂肪燃焼モード」にスイッチが切り替わると、体は「食べる時間」では処理できなかった脂肪を燃やすことができるようになります。食べる量や運動回数などを変えなくても脂肪を減らすことができるのです。

さらに最後の食事から16時間がたつと、「オートファジー」の働きがフル回転し始めます。

細胞が若返る!?「オートファジー」のスゴさとは

オートファジーとは日本語では細胞が自分を食べる「自食作用」と訳され、細胞の中の余計なものを細胞自体が取り除く働きのことです。古くなったり壊れたりしたタンパク質やミトコンドリアなどがこれによって除去されます。さらに集めたゴミから新しくタンパク質を作り出します。

私たちが1日に必要なタンパク質は約200gとされていますが、食事で摂取できるのは70g程度で、残りの約130gのタンパク質はオートファジーによって体内で作り出されているのです。

オートファジーとは細胞を新しく生まれ変わらせる重要な働きのことで、ファスティングによって活性化され、食事をとることはオートファジーの働きの邪魔になることがわかっています。最後の食事から16時間たつとオートファジーがフル回転しはじめるので、16時間の「食べない時間」をつくることが若々しく健康でいるためにもオススメです。

とっても簡単!半日ファスティングのやり方

温かい飲み物を飲む女性

・毎日16時間の「食べない時間」をつくる

半日ファスティングのやり方はとてもシンプルです。毎日16時間の「食べない時間」をつくるだけです。残りの8時間は自由に食事をしてOKです。回復食に気を使う必要もありません。

「16時間の食べない時間」と聞くと、空腹を我慢するのが大変そうと思うかもしれませんが、これには夜間の睡眠時間も含めて良いので、毎日7時間寝る人は、起きている間に9時間食べない時間をつくるだけです。

例えば、20時に夕飯を食べ終えると、翌日の昼12時には次の食事をとれるのです。つまり、朝食を1食抜くだけで16時間のファスティングが可能になります。

最初からいきなり16時間は自信がないという方は、まずは12時間から始めてみましょう。できる限り限界まで空腹を感じてから食事をとることが大切です。少しずつ「食べない時間」を延ばしていけばOKです。

・無糖、ノーカロリーの飲み物はOK

「食べない時間」には、水、お茶、コーヒー、無糖かつノーカロリーの飲み物以外は口にしないようにしましょう。もしどうしても食べたいときには少量のナッツでしたらOKです。

・運動OK

もちろん、運動もOK。筋トレもオススメです。ファスティングをすると筋肉が落ちるという心配をされる方がいますが、その心配は無用です。成長ホルモンはファスティング時に上昇し、ファスティング時の筋肉を維持するのに役立ちます。もちろん、8時間の「食べる時間」にはいつも通りタンパク質をしっかり摂取してくださいね。

・低糖質食がオススメ

また、食事はできる限り低糖質なものがオススメです。低糖質食では自然とインスリン分泌が低下し、ブドウ糖ではなく脂肪を燃やしやすくなります。

 

「食べない時間」がキレイへの近道!

食べない時間を長くするだけで、ダイエットはもちろん、デトックスや細胞の若返りにまで効果があるなんて驚きですね。少しずつでも食べない時間をつくり普段働かせすぎている消化器官を休ませて、代謝能力を高めましょう。

あや

あや

心理学、マインドフルネス、栄養学、筋力トレーニングの知識をもとに、女性の心と体の トータルアドバイスを行う。自身も週3回ジムでの筋トレや有酸素運動、ピラティスを 継続。日々理想のボディメイクメソッドを模索中。

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