「濃い味＝美味しい」はデブのサイン。あなたの味覚、大丈夫ですか？

突然ですが、自分の味覚に自信がありますか？実は今、軽度の味覚障害に陥る現代人が増えているんです。薄い味付けでは満足できず、味が濃いものばかりを食べるようになると当然摂取カロリーが増えてしまいます。それが太る原因になっているのかも。ここでは、健康的な味覚について詳しくご紹介していきます。

味覚の違いで太る

例えば野菜サラダや蒸し野菜を食べるとき、あなたならどうやって食べますか？味覚が敏感な人は素材そのものの味を楽しむことができるため、少量の塩やこしょう、オリーブオイルなどで美味しく食べることができます。一方、味覚が鈍感な人は野菜そのものの味では物足りず、ドレッシングやソース、マヨネーズといった調味料をたっぷりと使用します。

同じメニューでも味覚によって摂取カロリーが大きく変わってくるのです。サラダ中心の生活をしているのに痩せない・・と嘆いている人の中には、その味付けに問題があることも少なくありません。

味覚障害の原因

味覚が鈍感になってしまうのは、乱れた食生活による栄養バランスの偏りが原因です。特に「亜鉛」が不足すると、味を正確に感じられなくなってしまいます。アルコールやインスタント食品、甘いスイーツなどを多く摂取している人は亜鉛が足りなくなっているかも。

重度になってくると、食べていなくても苦みを感じたり、食べ物がまずく感じたりするように。生活そのものにも支障がでてしまうのは恐ろしいですね。

味覚を取り戻すには？

一気に敏感な味覚を手に入れることはできません。味覚は長年の積み重ねによって作られるものですから、焦らずじっくり食生活の乱れを正す努力をしましょう！コンビニ食を辞める、ドレッシングやソースの量を減らす、辛い物を頻繁に食べないなど出来ることからコツコツ始めてみて。

また、食事中にはよく噛んで味わうことが大事です。人間が感じる5つの基本味「甘味・塩味・酸味・苦味・うま味」の中で、これは一体何なのだろうと観察しながら食べてみましょう。集中するためにスマホやテレビからは目を離してくださいね。

亜鉛が豊富に含まれる牡蠣やホタテなどの魚介類、ひじきや焼きのりなどの海藻類、赤身の肉などの食材もバランス良く取り入れましょう。

素材の味を楽しめるようになると自然に摂取カロリーも減っていき、ボディラインがすっきりとしてきます?正しい味覚を取り戻すことは、健康で美しい身体を手に入れる第一歩になるのです。まずは使用する調味料の量を今日から半分にしてみては？太る味覚から卒業しましょう！

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